スタートレック:ディスカバリーS1第3話「支配する者」あらすじとか情報整理とか感想とか
シーズン1 第3話「支配する者」Context Is for Kings
前回まででプロローグが終了し、ここからがようやく本編です。
やっとタイトルになっているディスカバリー号が登場し、メインキャラクターも一気に増えていきます。
(以下ネタバレあり)
第3話のあらすじ
連星系での戦いから6ヶ月後。クリンゴンとの戦いは続いている。
バーナムを乗せた囚人護送シャトルが事故で遭難しかけるが、連邦の新型艦U.S.S.ディスカバリーに助けられる。
船員達の敵意に晒されるバーナムだったが、彼女の優秀さを見込んだロルカ船長はバーナムを戦時徴用する。
機関部に配属されたバーナムだったが、機関部は正体不明の設備ばかりの上、機関部員達はバーナムに冷たい態度だった。
設備の内容に疑問を抱いたバーナムは立ち入り禁止区画に忍び込み、機関部に場違いな植物プラントが設けられているのを目撃する。
ディスカバリーの姉妹船、U.S.S.グレンで乗員が全員死亡する事故が起きる。調査のため船内に入ったバーナム達は巨大な怪物に襲われるが、犠牲者を出しながらもU.S.S.グレンから貴重なデータを持ち帰る。
囚人護送シャトルの修理が終わりディスカバリーを去ろうとするバーナムだったが、ロルカ船長はバーナムに活性マイセリウム胞子転移ドライブの研究について説明し、戦争を始めた者の責任として、終わらせるために協力するよう要請する。船に残ることを決意するバーナム。
研究を秘匿するためU.S.S.グレンは破壊されるが、ロルカ船長は秘密のうちに、グレンに居た怪物をディスカバリーに収容していた……
情報を整理してみる
- マイケル・バーナムの名前は反逆者として連邦中で有名になっている。クリンゴンとの戦いで家族や友人を失った者も多いため快く思わないクルーも多い。
- U.S.S.ディスカバリー(NCC-1031)のメインキャラクター
ガブリエル・ロルカ船長(地球人)
副長のサルー中佐(ケルピアン人)※シェンジョウから転属してきている
士官候補生のシルビア・ティリー(地球人)※バーナムのルームメイトになる
科学士官のポール・スタメッツ大尉(地球人) - ディスカバリークルーの多くは銀色のバッジ(科学部門所属を表す)を付けているが、ごく少数、黒のバッジを付けている者もいる……
- ロルカ船長は目が悪く強い光や明るいところが苦手
- ディスカバリーとグレンは姉妹艦で、ともに活性マイセリウム胞子転移ドライブを搭載している。グレンの方が研究は進んでいた
- 活性マイセリウム胞子転移ドライブは全く新しいトランスワープ技術。一瞬で何万光年の距離をも移動可能な画期的な推進機関
今回の感想
よくやく主役の船、ディスカバリー号が登場しました。
「宇宙大作戦」と同時代の船ですが、デザイン的にはもっと進んだ技術の船のように見えますね(実際に進んだ技術を積んでるんですが)
ぶっちゃけて言うと、今どきのデザイナーが好きそうなデザインという感じがします(苦笑)
今回はクリンゴン側の描写は一切なくて、ディスカバリー号と新規キャラクターの紹介が中心という順当な展開でした。
活性マイセリウム胞子転移ドライブについてはまだ簡単な説明のみですが、後の歴史に全く存在しないトランスワープ技術の登場と言うことで、初見の際にはかなり戸惑ってしまいましたよ。設定的に一体どうやって辻褄を合わせるつもりなんでしょう……(これは後のお楽しみです)
あとはバーナムに対する他のクルー達のギスギスした態度が印象に残る回でした。それもあって、ただ一人親しげに接してくれる ”おしゃべり” ティリーの存在が際立ちます。
あとは強権的なロルカ船長のキャラクターもかなり印象的です。強い船長というのは戦時下では頼りになるものですが、この人はそう一筋縄ではいかない人物の模様です…
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