スタートレック:ディスカバリーS2第13話「甘い悲しみ」あらすじとか情報整理とか感想とか
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シーズン2 第13話「甘い悲しみ」Such Sweet Sorrow, Part 1
冒頭の「これまでのあらすじ」で本編では描かれていなかったシーンが突然流れますが、この映像は「ショートトレック」というミニシリーズからのものです。
いきなりこういう映像を入れてくるのはちょっと不親切ですよねぇ。
この「ショートトレック」はシーズン2のBlu-ray、DVD-BOXに特典として収録されています。Netflixの場合はディスカバリーのメニュー内にある「予告編など」から見ることが出来ます。
(以下ネタバレあり)
第28話(通算)のあらすじ
ディスカバリーはエンタープライズと合流し退艦を完了する。
だが自爆装置は起動せず、光子魚雷で攻撃してもシールドが張られ破壊が出来ない。球体データが船と一体化して自己防衛を行っているためだった。
タイムクリスタルで未来を垣間見たバーナムは、このままではリーランドにディスカバリーが制圧されると知り、ディスカバリーごと球体データを未来へ送ることが唯一の解決策だと考える。
タイムスーツ製作の方法を検討する中、5番目の信号が現れる。場所は惑星ザヒア。ディスカバリーはすぐにザヒアヘジャンプする。
ザヒアの女王で天才科学者のポーがタイムクリスタルの使い方を考案する。だがそれは未来から戻れる見込みがないことも意味していた。
カトラの導きでサレクとアマンダがディスカバリーにやってくる。2人はバーナムと別れの言葉を交わす。
サルーやティリーやスタメッツ、スポック他多くの乗員達はバーナムとともに未来へ行くと決意する。タイラーは第二第三の”コントロール”が現れるのを防ぐために現在に残ると言う。
ワープで追ってきたエンタープライズが合流する。パイク船長はサルーに船長席を譲り、再びエンタープライズの指揮に戻る。
迎撃準備を固め、タイムスーツの準備を進める中、
コントロール支配下のセクション31・リーランド艦隊が到着する……
情報を整理してみる
- ”コントロール”に亜空間通信を封鎖され艦隊本部と連絡が取れなくなる
- エンタープライズはシステム復旧済み、ホログラム通信システムは撤去済み(苦笑)
- ジョージャウ曰く、エンタープライズのオレンジ色の制服は「気色悪い」
- セクション31からタイムスーツの設計図を入手するが、スーツを起動するにはバーナムの母のDNA情報が必要なため、娘のバーナムがそれを使うことになった
- 信号を送ったもう一人の時間旅行者は、未来のバーナム本人だと推測するしかなかった
- 惑星ザヒアの女王ポーはティリーの親友で機械オタク仲間(ショートトレック「逃亡者」参照)
- タイムクリスタルを活性化させるため胞子ドライブのエネルギーを充電に利用する。そのため充電に入ると胞子ジャンプは使えなくなる
ここまでに描かれた”赤い天使”の行動と”信号”の目的
2053年
第3次大戦中の地球から避難民をニュー・エデンに移し未来の拠点の礎とする
20年前
”ダイダロス計画”でバーナムの両親が”赤い天使”スーツを作成する
十数年前(論理至上主義者がバーナムを殺そうとしたすぐあと)
幼少時代のスポックに家出したバーナムの居場所を教える(バーナムを助けるため)
数ヶ月前
スポックの前に現れ全生命体滅亡の危機を警告、彼に7つの信号を提示する
2257年(劇中の現在)
信号1:小惑星帯にディスカバリーを呼ぶ(USSハイアワサを救助させ暗黒物質を回収させる)
信号2:惑星テラリジウムにディスカバリーを呼ぶ(災害を阻止させる)
信号3:惑星カミナーにディスカバリーを呼ぶ(ケルピアンとバウルを和解させる)
信号無し:エッソフ4号星にて”赤い天使”を捕獲フィールドに捕らえ、正体がバーナムの母親だと判明する
信号4:惑星ボレスにディスカバリーを呼ぶ(タイムクリスタル入手のため)
信号5:惑星ザヒアにディスカバリーを呼ぶ(タイムクリスタルの使用法を入手するため)
930年後
バーナムの母が出現、惑星テラリジウムに拠点を置く
今回の感想
やっとエンタープライズのブリッジが描かれました(前回登場時はブリッジは出てきませんでした)
やはりこのコンパクトに纏まったブリッジサイズの方が落ち着きますわ~。ディスカバリーもシェンジョウもブリッジ広すぎますよ。
ティリーとポーの親友っぷりが楽しいですね。緊迫感ある展開の中で和ませてくれます。
タイムクリスタル充電で時間がかかり、その間は胞子ジャンプが使えない、ということでコントロール艦隊に追いつかれてしまいました。
これで次回は壮絶な戦闘が予期されるわけですが……これちょっと順序変えればもっと安全に未来に行けるんじゃない?
充電装置が完成したところで一度遠くまで胞子ジャンプして、コントロール艦隊を引き離してからゆっくり充電すれば良さそうな……
う~ん、そういうことを考えるのは野暮というものなのでしょうか。
メインクルーの多くがバーナムと共に未来へ行く決意をしていきます。とはいえあまり印象に残っていないクルーも居たりしてちょっと微妙なところも(苦笑)操舵担当のデトマー大尉はまだ目立ってた方ですが、オペレーターのオオセクン大尉はちょっと印象薄かった気がします。
それと信号はまだあと2つも残っています。この後始末をどのように付けるのかも興味のあるところです(というところで次回シーズン2最終回)
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