スタートレック:ディスカバリーS1第11話「内なる狼」あらすじとか情報整理とか感想とか
シーズン1 第11話「内なる狼」The Wolf Inside
鏡像宇宙に飛ばされてしまったディスカバリー!
慣れない環境で正体を隠したまま、綱渡りのような危うい任務が続きます…
(以下ネタバレあり)
第11話のあらすじ
意識を失ったスタメッツ大尉にはドクター・カルバー殺害の容疑がかかっていた。通常の医療では対応できないため、ティリーはマイセリウム胞子による治療を試みる。
バーナム率いるI.S.S.シェンジョウに反乱軍への攻撃命令が下る。しかし反乱軍を無闇に殺したくないバーナムは、タイラーと2人だけで反乱軍基地に上陸する。
バーナムは反乱軍のリーダー「ファイアウルフ」を名乗るヴォークと、予言者サレクに出会う。サレクの精神融合で信用を得たバーナムは反乱軍の協力を取り付ける。
しかしヴォークと出会ったことでタイラーは本来の意識に目覚めてしまう。タイラーの正体は外見を手術で人間に改造したヴォーク本人だったのだ。彼はドクター・カルバーを殺したことを告白しバーナムも殺そうとするが、間一髪、彼女を助けたのは奴隷のサルーだった。
バーナムは反逆者タイラーを宇宙空間に放り出して処刑するが、連絡を受けていたディスカバリーがタイラーを回収する。
ショックを受け任務を続ける自信を失いつつあったバーナムの元にジョージャウ皇帝が現れる。皇帝は一瞬で反乱軍基地を殲滅してしまう……
情報を整理してみる
- 今回判明した各キャラクターの鏡像宇宙での役割
サルー → 名も無き奴隷
ヴォーク → 反乱軍のリーダー「ファイアウルフ」
サレク → 反乱軍に協力する「予言者」
ジョージャウ → テラン帝国皇帝!! - タイラーはヴォークと出会ったことで全てを思い出す。タイラーの意識はヴォークの存在を隠すために上書きされたものだった
- ディスカバリーはタイラー(ヴォーク)と共に機密情報の入ったディスクも回収する。これにはU.S.S.ディファイアントの貴重な情報が記載されているはずなのだが……
今回の感想
タイラーの正体は、洗脳されたわけでも裏切ったスパイなどでもなく、彼がヴォークそのものだったというものでした!!
いやまあ、大方の予想通りではあるんでしょうけど、ちょっと無理がありませんか(汗)
単に人間の外観にするだけならまだしも、当時捕虜になっていたオリジナルのタイラーに骨格から遺伝子情報まで全部偽装しているってことでしょ。全部そっくりに外科手術で改造して連邦の身体検査や精神チェックにも引っかからず、おそらく記録されているであろうオリジナルタイラーの医療データとも合致するレベルで偽装するっていうのは、ちょっと難易度高すぎて説得力が薄い気がします。
見た目を変えるだけであれば、優生ウイルス影響下のクリンゴンからだったら手術の難易度低そうなんだけどなぁ(苦笑)
※実際過去のシリーズにおいて外科手術で人間に化けたクリンゴン人が登場したという例はありますが、医療用トリコーダーで簡単に判別出来ていました。
もう一つの意外な展開は皇帝の登場。これがまさかのジョージャウ皇帝!
まあ顔見知りの誰かが重要な役で登場してくるだろうことは予想できていましたが、それがジョージャウ船長でしかも皇帝で冷酷無比というのがバーナムにはキツい。彼女にはショックなことが続きますねぇ。
あとはロルカ船長の言動にも不審な点が増えてきました。
拷問を受け続けているロルカにしてみれば、ディファイアントのデータさえ手に入ったなら早々にディスカバリーに戻りたいはず。しかしバーナムが帰還を進言しても何かと理由を付けてそれを拒否します。一体どんな思惑があるのでしょうか……(以下次回)
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