スタートレックDS9:S7第19話「決別の行方」あらすじや感想など
シーズン7 第19話(通算169話)「決別の行方」”Strange Bedfellows”のあらすじ
ブリーンを味方に引き入れた創設者やウェイユンは戦争の勝利を確信するが、彼らの条約を読んだダマールは激怒する。条約ではカーデシアの領土をブリーンに譲渡することになっていたのだ。
カイ・ウィンは日に日にアンジョル(デュカット)と親密になっていくが、与えられた神託が実はパー・レイスのものだったということに気づく。
混乱するカイ・ウィンにつけ込み、アンジョルは彼女をパー・レイスの協力者にしようと焚きつけていく。
カイ・ウィンは預言者に許しを請おうと発光体に語りかけるが、預言者は何も応えてはくれない。一時は絶望したカイ・ウィンだったが、それでも彼女の権力欲だけは変わることがなかった。
一方、ウェイユンはブリーンを優先し、カーデシアを捨て駒としてしか見なさなくなっていた。セプティマス3号星の戦いで50万人のカーデシア兵が無駄に死んだことを知り、ダマールはついに怒りを爆発させる。
ダマールは処刑直前のウォーフとエズリを逃がすと、連邦との同盟を結ぶための使者になって欲しいと依頼する。
そして預言者に見捨てられたと考えたカイ・ウィンはパー・レイスに従うことを決め、己の欲望を解放することを決意する……
補足情報や感想など
- ドミニオン、というか創設者やウェイユンは上司としては全然ダメですね。人を使うということが分かっていません。この前登場した可変種もそうでしたが、やっぱこの人らって単に協調性がないから嫌われただけで、それを逆恨みしてるんじゃ……
- 今回は反乱へと向かうダマール、預言者を見限るカイ・ウィン、ウォーフとエズリの関係の整理、と言ったところが同時進行です。彼らの心情の変化を描くのがメインテーマですね
- ウォーフとエズリの件はここまで3話も引っ張りましたね。エズリの加入がもっと早い段階で行われていればもっとゆっくりと関係を整理できたでしょうに、なんか慌ただしく処理された感じがします。そもそもジャッジアを降板させてなければもっと他のことに尺を使えたはずなんですが……
- カイ・ウィンは元々嫌な役回りとして設定されたキャラですが、分かり易くパー・レイス側に付きましたね。でも欲望に素直になってからの方が生き生きしてる感じがします(苦笑)
- そして何より今回の主役はダマールでしょう。あそこまで好き勝手にコケにされて黙っているようではお話になりません。ようやくドラマが大きく動き始めました
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