スタートレックDS9:S7第15話「アドリブ作戦で行こう!」あらすじや感想など
シーズン7 第15話(通算165話)「アドリブ作戦で行こう!」”Badda-Bing, Badda-Bang”のあらすじ
ホロスイートでヴィックの歌を楽しんでいたジュリアンとオブライエンだったが、突如プログラムに異常が起こる。マフィアのフランキーが現れ、ヴィックのホテルを乗っ取ってしまったのだ。
原因はプログラムに隠されていたサプライズプログラムだった。
プログラム制作者のフィリックスによると、このサプライズを修正するにはプログラムの時代設定を守りながらフランキーを追い出す必要があるらしい。そうでないとヴィックの記憶が白紙に戻されてしまうのだ。
ヴィックに恩のあるノーグやキラ、オドーも作戦に加わった。
彼らは、フランキーがボスのジーモに納める上納金を横取りして、フランキーを破滅させようと計画を立てる。全員で金庫破りをやるのだ。
上級士官達が全員作戦に加わる中、シスコだけはこの騒ぎを冷めた目で見つめていた。1962年のラスベガスという設定が気に入らなかったのだ。シスコは黒人差別の酷かった時代を舞台に、それを知らんぷりで遊ぶ気にはなれなかった。
だがキャシディの言葉に動かされ、シスコも計画に加わることになった。
準備万端で計画は実行に移される。
数多くのトラブルに見舞われるが、なんとかやり遂げた彼らはホテルを取り戻すことに成功する。
ホテルは元に戻り、皆は再びヴィックの歌声を楽しむのだった。
補足情報や感想など
- 映画「オーシャンズ11」をDS9のメンツでやるようなエピソードですね
- 演出や展開もケイパー映画のセオリーに沿って進むので、これがSFドラマだということを忘れてしまいそうです
- ですが強奪手法がフェレンギの耳とかオドーの変身能力を使ったものだというのが面白いところですね
- メインキャラクターが勢揃いなのにクワークが蚊帳の外なのは珍しいです
- 微妙に計画が崩れていくのを修正しながら進めていくのがタイトル通りアドリブだらけで楽しいのですが、これ準備万端どころか隙だらけのザル計画じゃねーか(苦笑)
- BGMで流れるメインテーマのジャズアレンジバージョンがイカしてます
- シスコも歌声を披露したりして、今回は出演者の皆さん楽しんでやってるなぁ
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