スタートレックDS9:S6第2話「洞窟の密約」あらすじや感想など
シーズン6 第2話(通算126話)「洞窟の密約」”Rocks and Shoals”のあらすじ
シスコ達の乗ったジェム・ハダー艦は、とある惑星の湖に墜落する。ジャッジアは重傷を負い、沈む船から運び出せた資材も乏しい。
その惑星には先に墜落したジェム・ハダーの一団がいた。
だがジェム・ハダーたちはケトラセル・ホワイトの不足で統率が取れなくなってきていた。彼らを率いるボルタ人のキーヴァンも瀕死の重傷で身動きが取れず、レマタクランという第3位のリーダーがかろうじて彼らをまとめている状況だった。
偵察に出たノーグとガラックが早々に捕まってしまい、キーヴァンは2人の身柄を条件にしてシスコに取引を申し入れてくる。
一方DS9ではドミニオンの支配に反対するヴェデク・ヤジムによる抗議デモが開催されようとしていた。しかしそのデモは、開始早々ヤジムの自殺という抗議行動で幕を閉じる。
支配されたステーションでの生活に慣れはじめていたキラはこの光景に大きなショックを受け、彼女の中にレジスタンスの心が蘇ってくる。
ジュリアンの治療で命を取り留めたキーヴァンは、シスコにジェム・ハダー部隊を皆殺しにするよう依頼してくる。ケトラセル・ホワイトが切れれば敵にも味方にも危険な存在になってしまうからだ。
シスコは打ち合わせ通り待ち伏せを行うが、この虐殺に我慢ならずレマタクランに投降を呼びかける。だがボルタ人の裏切りを知ってなお、レマタクランは命令に従うことを選ぶ。シスコはやむを得ずジェム・ハダー部隊を全滅させる。
故障した通信機を持って投降してきたキーヴァンを捕らえ、シスコはオブライエンに通信機を修理させる。これで救援を呼べるだろう。
シスコはこの無益な戦いに対し怒りが収まらなかったが、その言葉をグッと飲み込むのだった。
補足情報や感想など
- 宇宙戦争のまっただ中ですが、今回は砂漠でロケ編です
- ジェム・ハダーが一筋縄ではいかない敵だということを改めて描きましたね。今後の戦いの熾烈さが暗示されます
- もうホントに今回のボルタ人は嫌らしくて憎らしいですねぇ。このゲス野郎!と言ってしまうシスコの気持ちが良く分かります
- そして注目すべきはキラの心境の変化ですね。彼女の心に火がついてきましたよ
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