スタートレックDS9:S5第20話「愛の値段」あらすじや感想など
シーズン5 第20話(通算118話)「愛の値段」”Ferengi Love Songs”のあらすじ
最近不運続きですっかりやる気を失っていたクワークは、ロムの勧めで母の元に帰郷することにする。
だが自分の部屋にグランドネーガス・ゼクがいることにクワークは驚愕する。
なんと母親とゼクは恋仲になったというのだ。
目の前でいちゃつく2人を見てクワークは目の前が真っ暗になるが、一転これはチャンスだと思い直す。
クワークはゼクに頼んでFCA(フェレンギ会計監査局)を説得し、以前失ったフェレンギのビジネスライセンスを取り戻そうと考える。だがゼクはクワークの言葉に耳を貸さない。
一方ゼクの交際を快く思わないFCAのブラントは、2人を別れさせればライセンスを再発行してやると持ちかけてくる。
クワークは言葉巧みに2人を誘導し、見事に二人を別れさせてライセンスを取り戻す。だがそこで新たな問題が立ち上がった。
じつはゼクは記憶力がかなり衰えており、実際の経済運営はクワークの母が影で行っていたのだ。その関係が崩れたためフェレンギ経済は大打撃を受けてしまった。
実はこうなることはブラントの予想通りだった。彼はゼクを追い落として自分が次のグランドネーガスになろうと目論んでいたのだ。
だがクワークは母のアドバイスでゼクの査問会を乗り切り、ゼクと母親を仲直りさせてブラントの計画を失敗させる。
ブラントはクワークに対する敵意を燃やすが、クワークは意気揚々とDS9への帰り支度をするのだった。
補足情報や感想など
- 今回は分かりやすいコメディ編という感じです
- ロムとリータが結婚と聞いて「死んだ方がマシだ」と言うクワークに爆笑(苦笑)
- サブエピソードのロムとリータの結婚騒動も実に愉快。落ちこむロムに声をかけるシスコとか、適切なアドバイスで2人を仲直りさせるオブライエンとか、メインキャラクター達の個性もちゃんと生かされているのが良いですね
- あのクローゼットはどこに繋がってるんだ(苦笑)
- クワークが宝物にしていたという「マローダー・モーのアクションフィギュア」というのはフェレンギの子供達に人気のヒーローフィギュアとのこと。未開封だとかなりのレア物で価値が高いそうです。最後に童心に返ってフィギュアで遊ぶクワークが微笑ましいですね
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