スタートレックDS9:S5第16話「ジュリアンの秘密」あらすじや感想など
シーズン5 第16話(通算114話)「ジュリアンの秘密」”Doctor Bashir, I Presume”のあらすじ
EMH(緊急医療ホログラム)の開発者、ジマーマン博士がステーションにやってきた。
新しく開発中のLMH(長期用医療ホログラム)のモデルにジュリアンを採用しようというのだ。
開発は順調に進むが、両親がステーションにやってくると急にジュリアンの態度がよそよそしくなる。
実はジュリアンには人には話せない秘密があった。もしも公になれば彼はキャリアを失い、両親は逮捕されてしまうほどの重要な秘密だった。
だが両親は試作中のLMHをジュリアンと間違えて秘密のことを話してしまう。
ジュリアンは先天的な知的障害を持った子供だったのだが、遺伝子治療で知能や運動機能を改善したというのだ。
だが連邦では遺伝子操作は違法なのだ。ジュリアンはジマーマンが報告する前に辞職する決意を固める。
しかしジュリアンがシスコに報告するよりも先に、両親は法務総監のベネット提督と話を付け、父親が2年間服役する代わりにジュリアンについては免責されることになった。
刑務所に入るため地球へと向かう父親を見送るベシアは、負い目を感じつつも初めて心から父親と和解することが出来たのだった。
補足情報や感想など
- ジマーマン博士(本人)の登場ということで、VOYのドクター役ロバート・ピカード氏がゲスト出演です。ファンには嬉しいですね
- ジュリアンのこのエピソードって結構遅かったんですね。もっと前だったような気がしてました
- モーンにも台詞をしゃべらせてあげて!(苦笑)
- サブエピソードで描かれるロムの告白がじれったすぎてヤキモキさせられます。でもロムって一応子持ちのバツイチなんだし、いくらなんでも女性に対する態度がウブ過ぎません?
- ロムの別れた奥さんの名前(プリナドーラ)が初めて出てきました。ノーグをロムに押しつけて金持ちの男に乗り換えたそうです……
- 前半はジマーマン博士を中心にコメディタッチで進み大変面白いのですが、ベシアの両親が到着してから一気に雲行きが変わりますね。ジマーマン博士の影も急に薄くなってしまいます。まあ最後はロムとリータをくっつけるキューピット役に収まるわけですが
- 惑星連邦では遺伝子操作はタブーになっています。遺伝子操作によって作り出された優生人類が「優生戦争」を引き起こしたという歴史があるためです。その優生人類を率いたのが「カーンの逆襲」のカーンなのですが、日本語吹き替えだとこの辺がだいぶ意訳されてましたね(原語ではちゃんとカーンにも言及しています)
- 台詞などでは一切触れられませんが、DS9に駐留している艦隊の船が増えましたねぇ
DS9の目次ページはこちら