スタートレックDS9:S4第5話「デュカットの娘」あらすじや感想など
シーズン4 第5話(通算77話)「デュカットの娘」”Indiscretion”のあらすじ
キラは古い友人のラズカ・カーンから連絡を受ける。6年前に行方不明になったカーデシアの囚人船、ラビノック号の手がかりを掴んだというのだ。
今更生存者が残っているという希望は少なかったが、ラビノック号には友人のロリ・アクレムが乗っていたため、キラは今でも諦めが付かないでいた。
だがキラが捜索に向かうと聞きつけたカーデシア政府は、調査へのカーデシア人の同行を求めてくる。そして現れたのはガル・デュカットだった。
ラズカからの情報を精査しドザリア星系に手がかりがあると睨んだ2人は、惑星に墜落しているラビノック号を発見する。
コンピューターの記録によると、ラビノック号は正体不明の戦艦から攻撃を受けたらしい。
また、ラビノック号の乗員の中にはデュカットの恋人トーラ・ナプレムも乗っていたことが判明する。カーデシア人のデュカットがベイジョー人の恋人を持つなど異例なことだった。
さらにもう一人、乗員名簿にはトーラ・ジヤルという人物の名があった。それはデュカットとナプレムの娘だった。
デュカットは娘を見つけだしたら自分の手で殺すつもりだったのだ。キラはそんなデュカットに激しく反発する。
2人は生存者達を発見したが、彼らはブリーン人に捕らわれてダイリチウム採掘をさせられていた。
2人は採掘場に潜入し囚人達を解放する。
デュカットは再会したジヤルに銃を向けるが、撃つことは出来なかった。
ジヤルを連れ帰ることはデュカットにとって大変な問題だったが、彼は甘んじてそれを受け入れることにするのだった。
補足情報や感想など
- シリーズで再三名前だけは登場していたものの姿を見せることがなかったブリーン人が登場しました。クリンゴンやロミュランと並びディスラプターを標準装備にしている戦闘的な種族です
- ブリーン人の母星は非常に低温の寒い惑星だと設定されています
- ラズカの吹き替えはチョーさんですね(ニーリックスと同じ)
- キラとデュカットがコンビを組むというのは大変珍しいパターンですね。散々敵対していた2人が徐々に打ち解けていくというのが今回の肝です
- キャシディ船長がグイグイ攻めて来てるのに、シスコは及び腰で冴えませんね!完全に手玉にとられてます
- お尻にトゲが刺さって苦しむデュカットが面白すぎました
- デュカットは革命政府に協力したことで以前よりも政治的権力は不安定になっており、敵が増えているそうです
- カーデシア人が家族を何よりも大事にするという設定がここでも生かされています
- デュカットが本心では娘を殺したくないのは、もう分かり易すぎましたね
- ジヤルの口調を「お父様!」という可憐な感じにした吹き替えスタッフは優秀だと思います
- 考えてみたら、シスコの恋愛トラブルってジェイクからノーグを通じてあっという間にDS9中に広まってしまうのでは。全部筒ぬけじゃん(苦笑)
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