スタートレックDS9:S4第4話「苦悩するジェム・ハダー」あらすじや感想など
シーズン4 第4話(通算76話)「苦悩するジェム・ハダー」”Hippocratic Oath”のあらすじ
ガンマ宇宙域での調査を終えて帰還途中のベシアとオブライエンは難破船の反応に気づいて調査に向かうが、エネルギー波に捕まって惑星に不時着する。
その惑星で、2人はジェム・ハダーに遭遇し捕まってしまう。
ジェム・ハダー達は創設者のしもべであるボルタ人からケトラセル・ホワイトという薬をもらわなければ生きられないのだが、このジェム・ハダー達のリーダー、ゴラン・アガールは薬無しで生きられる体質をもっていた。
ゴランはボルタ人の支配から逃れたいと考えており、他のジェム・ハダーも薬無しで生きられるように治療して欲しいと研究を依頼してくる。
だが今残っているケトラセル・ホワイトが底を突く前に研究を完成させなければゴランの部下達は死んでしまう。
ベシアはゴランがなぜ薬を必要としなくなったのかを探るが、一向に原因が掴めない。
ベシアは医者としてゴラン達を助けたいと考え研究を進めることを主張するが、オブライエンはジェム・ハダーを助けることに強く反対する。
そしてオブライエンはジェム・ハダーの隙を突いて逃亡すると、ベシアの研究を破壊してしまう。
もはや部下達を助けることは出来なくなったと悟ったゴランはベシア達を解放し、部下達を裏切ってしまったけじめを付けに向かう。おそらく生き残ることは出来ないだろう。
惑星を脱出しDS9に帰還したベシアとオブライエンだったが、2人の間には気まずい空気が流れるのだった。
補足情報や感想など
- この情勢下でベシアとオブライエンが普通のランナバウトでガンマ宇宙域に調査に行くというのはちょっと不自然な気がします
- シーズン3第6話「捨て子の秘密」において、ジェム・ハダーと和解する道はないと描いていたのですが、もう方向性が変わってきました。弱体化が早い、早いよ!(苦笑)
- シスコの時計作りの趣味が出てきたのは久しぶりです
- 今回はベシアとオブライエンが対立して気まずいまま終わりますし、サブエピソードの方ではウォーフがオドーのおとり捜査をぶち壊してしまって気まずいまま終わります。おかげで視聴後の後味はあまり良くないです
- やはり上司や関係部署との意思疎通は大事ですね……
- ベシアとオブライエン、果たしてどちらが正しかったのか。結論を出さずにグレーのまま終わるところは、シスコの言葉通り「DS9」らしいとも思います
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