スタートレックDS9:S4第21話「二人の女神」あらすじや感想など
シーズン4 第21話(通算93話)「二人の女神」”The Muse”のあらすじ
妊娠しお腹の大きなラクサナ・トロイがオドーに助けを求めてやってきた。夫のジェヤールから逃げ出してきたというのだ。
夫はタブニア人で、その慣習では男の子供は母親から引き離して育てられるのだという。それがラクサナには我慢ならなかったのだ。
一方ジェイクは小説を書くためにプロムナードで人間観察をしている際に、オナヤという謎めいた女性と知り合いになる。
オナヤは創作にかかわる人間の魂を感じ取ることができた。彼女に才能を引き出されたジェイクは取り憑かれたようにペンを走らせ始める。
だが異常なスピードで小説を書き続けたジェイクは倒れてしまった。オナヤは創作者の能力を引き出す代わりに精神エネルギーを吸い取るエネルギー生命体だったのだ。
シスコに追い詰められたオナヤは光に姿を変えステーションから去って行く。
そしてDS9にラクサナの夫ジェヤールがやってきた。
オドーはタブニアの法律を調べ、ラクサナと結婚することで婚姻関係を上書きし、ジェヤールの親権を無効にしようと考える。
ジェヤールは意義を申し立てる気でいたが、オドーの誠実さは参列者の心を打ち、結婚式は無事に終わる。
ラクサナはオドーの友情に心から感謝し、この友情を壊さないために故郷のベタゾイドへと帰って行くのだった。
補足情報や感想など
- 恒例のラクサナさん登場回です(このところ恒例パターンが続いています)
- ラクサナさんが妊娠していると言うショッキングな(?)シーンは驚くよりも笑えてくるのはなぜでしょう(苦笑)
- もしエンタープライズDが健在だったらオドーではなくピカードの方に助けを求めに行ったかもしれませんね。そういうお話もちょっと見てみたかった気がします(時期的にはそろそろE型が任務に就いているはずですが)
- ラクサナさんはケストラのことを普通に話せるようになったんですね。ケストラは幼い頃に死んでしまった一人目の娘でディアナの姉です(詳細はTNGシーズンシーズン7第7話「心のダーク・サイド」にて)
- ラクサナさんに対するオドーの優しさが心に染みます。結婚式でのスピーチがカッコイイです
- ジェイクの書いた小説「アンスレム」は、シーズン4第3話「父と子」にて描かれた別の時間軸ではジェイクの代表作になっていました
DS9の目次ページはこちら