スタートレックDS9:S4第11話「地球戒厳令・前編」あらすじや感想など
シーズン4 第11話(通算83話)「地球戒厳令・前編」”Homefront”のあらすじ
地球で行われていた連邦とロミュランの外交会議が爆破テロに遭い、27人の要人が命を落とした。犯行は可変種によるものだった。
地球に可変種が侵入しているという事態に、艦隊で最もドミニオンに詳しいシスコとオドーは艦隊司令部へと向かう。
緊急事態ではあったが、久しぶりの帰郷で父ジョセフのレストランを訪ねたシスコは懐かしい味を楽しみ、ジェイクもノーグとの再会を喜ぶ。
しかし体調が悪いにもかかわらず治療を拒否している父に対しシスコは不満を抱えており、父ジョセフもまた仕事ばかりでろくに帰っても来ないシスコに不満を持っていた。
可変種の恐ろしさを知っているシスコとオドーは、連邦大統領を説得して着実に警備の強化を進めていく。
だがオドーは、可変種がレイトン提督に化けて堂々と艦隊本部に入り込んでいることに気づく。このことは本物のレイトン提督や上層部に少なからぬショックとなり、疑いの目は艦隊士官の家族にも及んでいく。
シスコは父すらも可変種ではないかと疑いだした自分に驚き、人々の信頼を揺るがそうとする可変種の戦略に恐怖する。
そんな中、地球全体の電力供給システムがダウンする事件が起きる。可変種の破壊工作だと思われた。
もしも今ジェム・ハダー艦隊から攻撃を受ければ、地球はひとたまりもない。
シスコとレイトン提督は大統領に非常事態宣言を発するよう進言し、地球全土に戒厳令が敷かれることになるのだが……
補足情報や感想など
- 会議にはソリア人のオブザーバーもいたそうですが、さすがに映像では確認できませんね(ソリア人は非人型種族です)
- シスコの父のレストランはクレオール料理店とのこと。何度か台詞に出てくるガンボというのは、クレオール料理の基本になるスープストックだそうです
- 提督は今回の状況を「最後の世界大戦以来の危機」と言ってました。本当はズインディ危機とかもあるんですけどね(苦笑)
- 連邦大統領のジャレシュ・インヨはグラゼライト人。グラゼライト人はこのエピソードくらいしか登場していなかったはずです
- 大変な危機的状況なのに、大統領は今ひとつ緊張感が足りないような気がするのですが……
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