スタートレックDS9:S3第8話「次元移動惑星M」あらすじや感想など
シーズン3 第8話(通算54話)「次元移動惑星M」”Meridian”のあらすじ
ドミニオンの脅威は依然としてあるものの、シスコはガンマ宇宙域の探索を継続していた。
トライアルス星系で異常な重力のひずみを感知し調査に向かうと、突然Mクラスの惑星が実体化して現れる。
その惑星はメリディアンといい、シスコ達は住民からの招待を受ける。この惑星は別の次元と定期的に行き来をしており、別の次元にいる間、住民は意識だけの存在になるのだという。
住民達は平和に暮らす穏やかな人々だった。しかしこのまま次元移動を繰り返せば、いずれは子孫を残せず消滅する運命でもあった。
シスコ達はこの現象を安定させようと考える。
仕事を進めるうち、ジャッジアはメリディアン人の科学者デラールと親しくなっていった。
この減少の原因が太陽のカスケード反応だと突き止めるが、再び別次元に移動するまであと5日間の猶予しかなかった。存在を安定させるにしても、それは60年後に起きる次の実体化の後の話なのだ。
ジャッジアはこの星に残り、デラールと共に暮らすことを決意する。シスコはジャッジアとの別れを惜しむが、彼女の前途を祝福して送り出す。
だがジャッジアの存在が障害となって、惑星の次元移動が不安定になってしまった。このままでは惑星が砕けてしまうため、やむを得ずオブライエンはジャッジアを転送収用する。
その結果、惑星は無事に次元移動しジャッジアは取り残された。
ジャッジアは”たった60年”の歳月の重さを、一人噛みしめるのだった……
補足情報や感想など
- ブリガドゥーン(100年に1日だけ現れるという架空の村のお話)を思い出させる設定ですね
- 惑星メリディアンは60年に12日間だけこちらの宇宙に実体化するそうです
- メインのストーリーはジャッジアの恋話ですが、視聴者としては上手くいかない恋なんだろうなぁというのは分かってしまっているので、もう一ひねり欲しかった感じはします
- サブエピソードとしてキラに惚れたティロンという異星人にまつわる騒動が描かれますが、こちらはコメディ編です。例によってクワークがかき回すので楽しめます
- キラが裏をかいてホロスイートのプログラムに施した細工が爆笑です。これが強烈すぎて美味しいところを全部もってっちゃった感じ。悪夢に出そう(苦笑)
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