スタートレックDS9:S3第12話「2024年暴動の夜(後編)」あらすじや感想など
シーズン3 第12話(通算58話)「2024年暴動の夜(後編)」”Past Tense, Part II”のあらすじ
歴史を正しく進めるため、シスコはベルを演じて人質の命を守るために奮闘する。しかし歴史通りに進んだ場合、ベルは警官隊突入の際に死んでしまうのだ。
シスコは平和的にデモを計画していたマイケル・ウェブという男を味方にし、彼を代表に立てて警察との交渉を開始する。しかし暴動を主導するならず者のB.C.(ビドル・コールリッジ)と人質達との間で板挟みになり、シスコは難しい対応を迫られる。
ジャッジアも保護区域に潜入しシスコと合流。クリス・ブリナーの協力を得てネットワークの接続を確保すると、保護区域の現状をアメリカ中に訴えかける。
一方、キラとオブライエンはシスコ達の行方を捜して時間旅行を繰り返していた。そしてついに2024年に到着しシスコ達を見つけ出す。
だが暴動は最終局面を迎え、ついに警官隊の突入が始まってしまう。
ウェブとB.C.が命を落としシスコもケガを負うが、人質は全員無事解放され暴動は収束する。だが路上には多くの怪我人があふれ、シスコ達の気持ちは暗かった。
人質だった警備員の手引きで脱出したシスコ達は無事未来に帰還した。すると歴史は修正され元通りになっていた。
ただひとつ、歴史書に記されたガブリエル・ベルの顔だけは、シスコの写真に変わっているのだった。
補足情報や感想など
- 現実の政治問題などをテーマに盛り込むことが多いDS9ですが、今回は舞台を現代にしたことで、それが尚更に強調されていたと感じます。まあ、製作された時点(1995年)ではあくまで架空の未来の話として作られているわけですが、今現在(2021年)の視点で見るとシャレになってない部分も多いですね(余談ですが1995年といえばエヴァンゲリオンのテレビシリーズが放映開始になった年だったりもします……)
- キラとオブライエンが色々な時代を訪れるのがコメディタッチで描かれていますが、ホントにちょっとだけなのでもったいない感じがします。もっと色々アイデアを膨らませられそうなんですけどね。
それに結局合流シーンは描かれずいつの間にか未来に戻っちゃってるのも、展開が駆け足すぎた感じがします - 人質になった警備員と最後に心を通わせるのが救いになってますね。これがあると無いとでは印象が全然違います
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