スタートレックDS9:S2第13話「最終兵器解体の陰謀」あらすじや感想など
シーズン2 第13話(通算33話)「最終兵器解体の陰謀」”Armageddon Game”のあらすじ
長年戦争状態にあったタラニ人とケルラン人が和解することになり、ドクターベシアとオブライエンは彼らの遺伝子破壊兵器「ハーベスター」を解体することになった。
破壊作業がほぼ完了し製造方法の資料も全て破棄されたが、最後の一本を処理している最中、武装集団が研究室に乗り込んでくる。
研究スタッフは皆殺しにされ、ベシアとオブライエンだけは生き延びるが、オブライエンはハーベスターを手に一滴浴びてしまう。
DS9にはタラニ・ケルラン両政府から2人の死が伝えられ、シスコは心を痛める。しかしケイコはオブライエンの最後を記録した映像に矛盾があることに気づき、シスコとジャッジアは急ぎ現地へ向かう。
タラニ2号星の廃墟に潜んだ2人は協力して壊れた通信機を修理するが、オブライエンの症状は悪化し立ち上がることも出来なくなってしまう。
2人は政府に発見され殺されかけるが、間一髪、シスコが2人を転送収容する。
政府はシスコ達のランナバウトを執拗に追跡してくる。政府は何としてもハーベスターの情報に触れた者を抹殺する気なのだ。
シスコの交渉にも聞く耳を持たず、ランナバウトは撃墜されてしまうが、実はシスコ達はもう一台のランナバウトを使って脱出に成功していた。
無事治療を受けたオブライエンは、ケイコと笑顔の時を過ごすのだった。
補足情報や感想など
- 序盤の台詞のおかげで、ハーベスターに関する情報を隠匿しようとする政府の口封じなのはバレバレですね
- ドクターベシアとオブライエンの掛け合いと、少しずつ積み重ねられていく友情が良いですね
- 誤報だったとは言え、ケイコさんにオブライエンの死を伝えるシスコのシーンがいたたまれません……
- ドクターベシアが医学部を主席で卒業しているという話がサラッと語られますが、次席じゃなかったっけ……?
- クワークはお金には強欲ですが、2人の死を悼んで損得抜きで酒を出す辺りを見ると、使いどころをちゃんとわきまえていることが分かりますね
- 「宇宙に結婚以上の冒険はない」と言いきるオブライエンの人生観が素敵です
- ランナバウトが2台ある時点でシスコの計略は予想が付きました
- ケイコさんの気づいた矛盾点が、実は矛盾でも何でもなかったと分かった際のケイコさんが最高ですね。こういう何気ない小さな誤解というのは妙にリアルですが、そのおかげで命まで助かったというのが皮肉が効いていて素晴らしいです
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