スタートレックDS9:S1第5話「恐怖のウイルス」あらすじや感想など
シーズン1 第5話「恐怖のウイルス」”Babel”のあらすじ
あちこちで不調を起こすDS9の修理に追われ、オブライエンはてんてこ舞いの日々を送っていた。
だが突然、オブライエンは思ったことを正しく言葉に出せなくなってしまう。ドクターベシアの診察では一種の失語症だった。
その後ジャッジアにも症状が伝染し、これがウイルス性の病気だと判明する。シスコはステーションに隔離体制を敷くが既に空気感染が発生していた。
調査の結果、このウイルスはベイジョー人が破壊工作のために作った人為的な物だと判明する。18年前のステーション建設時に仕掛けられていたものが、今になって作動してしまったのだ。
ウイルスは言葉を乱すだけではなく、自律神経を阻害する致死性のものだった。オブライエンは昏睡状態に陥ってしまう。
キラ少佐は古い資料をひっくり返し、ウイルス作成に関わったサーマク・レンという医師を見つけ出す。
誘拐同然にDS9に連れてこられたサーマクだったが、彼のおかげで治療薬が開発され患者達の命は救われる。
しかしDS9の故障は相変わらず続き、オブライエンに休む暇はないのだった。
補足情報や感想など
- DS9は元々はカーデシアの鉱石加工宇宙ステーション「テロック・ノール」なわけですが、フェレンギが手抜き工事で作ったという初期設定もあり、さらにカーデシア撤退時にめぼしい部品は抜かれているため、どうしようもないポンコツ状態なのです
- オブライエン一人に頼り切りな体制はどうにかしないとヤバいですよシスコ指令!
- ちなみにDS9の脚本家達の間には、1シーズンに1回はオブライエンがひどい目に遭う話を作ること、というルールがあったそうです。ひでえ(苦笑)
- オドーは分かるけど、最後まで発病しなかったクワークの免疫力も大したものですね
- 失語症のストーリーに「Babel」というサブタイトルは実に上手いと思います
- ウイルスによる隔離体制のDS9内でストレス発散のためにクワークの店が繁盛するという状況を見ると、いつの時代も同じだなぁと感じます
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