スタートレックDS9:S1第12話「エイリアン殺人事件」あらすじや感想など
シーズン1 第11話「エイリアン殺人事件」”Vortex”のあらすじ
ミラドーン人の兄弟がDS9にやってくる。彼らはクワークに盗品を売りつけようとするが、クワークは取引に乗り気ではない。
そこにラカー人のクローデンという男が割って入り、兄弟のうち兄が殺されてしまう。弟のアー・ケルは復讐を誓うが、グラスに化けて取引を監視していたオドーは全員を連行する。
シスコはクローデンの処遇を決めるためラカー星に連絡を取ることにする。ラカーはワームホールを抜けた先のガンマ宇宙域にある惑星だった。
ラカー星と連絡が付くが、彼らに連邦と交流する意思はなくクローデンの引き渡しのみを要求してきた。彼は母星でもお尋ね者だったのだ。シスコは要求に従うことにする。
一方、クローデンがシェイプシフター(流動体生物)を知っているという証言をしたことで、オドーは心穏やかではいられなくなった。オドーは自分の種族については何も知らないのだ。
クローデンは流動体生物のコロニーで入手したというペンダントをオドーに見せる。それはオドーのように可変するペンダントだった。クローデンは流動体生物のコロニーに連れて行ってやるとオドーをそそのかすが、オドーは聞く耳を持たない。
オドーがクローデンを連れてラカー星へ向かうことになるが、それに気づいたアー・ケルは2人を追撃、攻撃を避けるためクローデンの案内で小惑星に着陸して身を隠す。
小惑星には冬眠カプセルが隠されており、中にはクローデンの娘が眠っていた。クローデンはここに来るためにオドーを巻き込もうとしていただけで、流動体生物のコロニーを知っているというのは嘘だったのだ。
オドーは爆発性の星雲内で罠にかけて、追っ手のアー・ケルを倒すことに成功する。
そしてクローデン父娘を通りすがりのバルカン船に託し、亡命させることにするのだった。
補足情報や感想など
- クローデンはワームホールの向こうで漂流しているところをクリンゴン艦に拾われたそうです。ライジェルの輸送船がガンマ宇宙域へ行くという描写もありましたし、バルカン船も航行してます。思った以上にワームホールの行き来は活発なようです。でもあまり向こう側の星と交流している感じはありませんね
- 流動体生物に関して語られる最初のエピソードでした。オドーについてはまだまだこれからですね
- クローデン父娘の将来はちょっと心配ですが、今後特に語られることはありません
- オドーの適当な嘘でラカー政府は納得するのかしら……
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