小物を作れば完成は近い!まずはギター!【1/12ドールハウス⑨】
中国製ドールハウスキットに挑戦・その9
家具類が終われば後は小物だけです。どうやら完成が見えてきました。
で、小物関係の組立説明を見てみると……
ちょっと引っかかったのはこの眼鏡。
針金を曲げてフレームを作り透明プラ板を丸く切ってはめ込むという指示です。う~ん、どう見てもクオリティが低い(苦笑)
なのでこの眼鏡はパスします。眼鏡については別途やりたいことがあるのでまた別項目で。
パソコンの画面やスイッチ(もどき)の画面は印刷物を切り取って貼っていくだけなので簡単です。画面の文字は中国語でしたので、文字の入ってない画面を選んで貼ることにします(任天堂の許可って取ってるのかなぁ、この製品……)
地味に面倒だったのが本です。
木の板にシールを貼って、はみ出した箇所をカッターで処理していくだけなので技術的には大して難しいことはないのですが、なにぶん数があるので時間がかかりました。
ギターを作ります
その他の小物類の中で比較的難しめだと思ったのはギターとバッグでした。
今回はギターの方をご紹介します。
ギター本体についてはあらかじめギターの形に切ってある木材が付属しています。そこに切り抜いた印刷物を貼っていくだけなので、ここは難しくはありません。
印刷の切り口は白い紙の色が目立ちますので、茶色のマーカーなどでちょっと塗っておいてやると見栄えが俄然良くなります(写真はガンダムマーカーのリアルタッチブラウンを使っています)
ヘッドのペグは付属の電線の被覆だけを細かく切り取って接着するというものでした。いやぁ、電線の被覆をこんな風に使うというのは思いつきませんでしたわ。
手早く接着したかったので瞬間接着剤を使いましたが、ちょっと白化してしまいました。
さて難関なのは次の”弦”を張る作業です。正直弦を張るのは省略してしまおうかとも思ったのですが、そういう逃げの姿勢は良くないと思い直しトライしました。やってみると意外と簡単にできましたよ。
以下は私のやり方です。
まずは切り出した糸をカッティングマット上に揃えてマスキングテープで留めておきます。
それをテープごとギターの方に移動して仮固定し、ヘッド側の糸を接着剤で固定してしまいます。ここは見栄えの綺麗な接着剤にしたかったので、模型用の透明接着剤を使いました。
そうしたら糸を揃えながらボディ側へ引っ張り、ギターのブリッジに上手く並ぶようにして、ここもテープで仮固定します(マスキングテープの上に両面テープを貼って、そこに糸を留めています)
あとはブリッジの部分で糸を接着して余分な糸を切るだけです。
出来ました。ブリッジの固定にも電線の被覆を使います。電線被服大活躍です。
出来上がってみると、弦を省略しなくて良かったと実感します。やはりギターと言うからには弦が無くては見栄えが悪すぎますからね。
やや大きめですがメガミデバイスとの相性もいいです。結構満足感があります。