スタートレック:プロディジーS2第11話「プロトスター最後の航海・前編」あらすじや感想など【暫定】
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
シーズン2第11話(通算31話)「プロトスター最後の航海・前編」”Last Flight of the Protostar, Part I” のあらすじ
一面に雲海が広がる惑星。その雲から突き出たわずかな大地にプロトスターは座礁していた。
チャコティ艦長はそこで10年もの間、孤独な時間を過ごしているという。
ダル達はこれまでの経緯と、時間の修復のためにプロトスターが必要だという説明をする。だが時間の怪物による脅威をいくら訴えたところで、チャコティ艦長は簡単には信じてくれなかった。
しかもチャコティ艦長は、ヴァウ・ナカトの “生きた武器" が艦隊に使われるのを防ぐためにプロトコアを廃棄しており、ワープエンジンも燃料が無い状態だった。つまりプロトスターは、飛行すらままならない状態なのだ。
すっかり希望を失っているチャコティはダル達に対しても冷たい態度で、かつての優秀な艦隊士官の面影は失われていた。
ダル達は、再びプロトスターを飛び立たせるためにはまずチャコティを立ち直らせる必要があると考え……
情報を整理してみる
- プロトスターが座礁していたのは、Pクラスの惑星ヤシダ
チャコティは10年過ごしているとのことなので、2374年頃に到着したと思われます。時期的にはドミニオン戦争の真っ最中ですから、そりゃ艦隊にとって危険な武器を持ち帰るわけにはいきませんね - Pクラスは過去シリーズでも何回か登場していますが、呼吸可能な大気はあるものの環境が厳しく、人類の居住にはあまり適しません。ブリーン人の母星がこのクラスではないかと言われていますが真偽は不明です
- チャコティは非常電源と太陽光発電でエネルギーを維持しつつ、雲海に生息する生物やわずかな木の実を採って生活していました
- 惑星ヤシダは日常的にイオン嵐が吹き荒れる厳しい環境の上、雷をエネルギーにする巨大生物などもいる危険な場所でした
- チャコティと共に遭難したアドリーク副長は、チャコティに再び希望を持ってもらうために、イオン嵐から反物質を得てワープエンジンを再起動しようと考えていましたが、実験の最中に行方不明になってしまいました
- ジェンコムは放置されていたランナウェイを修理しました
- プラズマフルーツを採りに出かけたまま行方不明になってしまったダルを探すため、チャコティ・グウェン・ジェンコム・マーフの4人はランナウェイで捜索に出かけます
- ダルは地下洞窟の奥でアドリークの遺体を発見していました
- アドリークは反物質の収集に成功していました。彼の残してくれた反物質ポッドを手にして、チャコティ艦長も再び宇宙へと飛び立つ決意を固めます
今回の感想
チャコティが送ってきた10年という歳月の重さが画面の節々から感じられます。特にクルーを模したチェスのコマが、チャコティの苦悩を物語っていて辛いですね。
対照的に、明るく前向きなダル達の言動が救いになっています。
まあ、突然現れて時間蟲だのタイムパラドックスだのウェスリー・クラッシャーだのとまくし立てられては、チャコティが面食らうのも無理はありませんけどね。でもこの辺りのやりとりはなかなか楽しかったです。
チャコティの方も、拒絶はしていても久々に現れた外部の人間との会話は、内心嬉しいものがあったんじゃないかしら。
とはいえ、じっくりと心情の変化を描くにはハッキリ言って時間が足りません。アドリークが下地を整えてくれていたおかげもあって、チャコティが立ち直るまでの展開はとても早かったですね。
まあ実際のところ、立ち直る過程をあまりじっくりと描かれても冗長になりそうですし、さっさと立ち直ってくれないと話が進みませんからね(苦笑)このスピーディな展開は良いさじ加減だったんじゃないかと思います。
それでもあまり駆け足に感じなかったのは、アドリークの遺体に対面して死を悼むシーンや、葬儀のシーンをしっかりと描いてくれているおかげでしょう。
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