スタートレック: SNW・S3第7話「宇宙艦隊とは何か」あらすじや感想など
シーズン3 第7話「宇宙艦隊とは何か」”What Is Starfleet?”のあらすじ
エンタープライズはルタニ7号星に貨物を輸送する任務を命じられる。また任務にはルタニの家畜である「ジカル」という宇宙生物を捕獲し運搬することも含まれていた。
しかし任務の詳細は極秘事項ばかりでクルー達には不信が募る。
ジカル捕獲のためタイカスB号星に立ち寄ったエンタープライズだったが、突然現れたルタニ偵察船からの邪魔が入り、事前にジカルに取り付けられていた神経抑制装置(セリフでは神経緩衝材)が破壊されてしまった。
偵察船はジカルの攻撃で大破し、救助された乗員も「ジカルを利用させるな」との言葉を残して息を引き取る。
何とかジカルを捕まえようとするエンタープライズだったが、ジカルは強力な生体兵器と化しており、任務は困難だった。
そこでスポックの精神融合を用いてジカルとの意思疎通を図ることにする。
だが今度はルタニの戦艦が現れた。
ジカルを艦隊に奪われると思った彼らはエンタープライズに攻撃をしてくるのだが……
情報を整理してみる
- 惑星ルタニは連邦非加盟の惑星。姉妹星のカサールと戦争状態のため、連邦に救援を求めてきた
- ルタニはクリンゴン戦争時にはクリンゴン側について連邦を攻撃したことがある
- スポックではテレパシーの感受性が高すぎてジカルとのコミュニケーションがとれなかったため、あえて地球人のウフーラが接触を試みることにしました
- ウフーラとの接触で、ジカルは兵器にされてしまった自分を殺して欲しいと願っていることが分かりました
- ジカルは自分の子供達も兵器にされることを心配していましたが、パイク船長はそれは決してさせないと約束しました
- エンタープライズの誘導で、ジカルは太陽に飛び込んでその命を絶ちました
- タイカスBはジカルの保護区として隔離されることになり、ルタニはジカルを兵器として使うことは出来なくなりました
- 艦隊はルタニへの援助は続けるとのこと
今回の感想
今回はドキュメンタリー仕立ての作りですが、あくまで「ドキュメンタリー風」に一つの事件を見せてるだけで、「ドキュメンタリー作品」として見ると正直あまり出来は良くないですね。
そもそもこのドキュメンタリーって「艦隊100周年記念」ということでベトにオファーがあったんだと思いましたが、全然そういう作りにはなってないのよね。まあ本当にドキュメンタリー映像として艦隊の歴史から追ってたらとても1時間には収まらないでしょうけれども(それどころか今エピソードはシリーズ最短の41分しかありません!)
艦隊が「探検家」なのか「軍隊」なのかという疑問は昔から散々語られていることです(DS9の頃なんかは明確に軍隊化してましたけど……)
そこを主題に据えて「宇宙艦隊とは何か」というタイトルを付けていますが、今回一応の結論としては「艦隊とはクルー達そのもの」であり「クルー達は家族である」といったところかしら。
ストーリーとしては途中から「未知の生物とのコミュニケーションを探る」というスタートレックらしいものになっていましたが、この辺をメインにした方がエンタメとしてはわかりやすかったかも。
全体的にやたら細かくインタビューシーンが挟み込まれてストーリーの流れを断ち切るので、お話が分かりにくくなっちゃってるように思います。
あとベトが艦隊に怒りを向けているとウフーラが指摘するシーンがありましたが、これ艦隊のドキュメンタリーに入れる内容ですかい? ドキュメンタリー映像撮ってる監督がその映像内で諭されるっていうのはありえんでしょう。
撮影のメイキングみたいな、もう一つ外側の視点で描くなら分かるんですけどねー。ベトのキャラクターを深掘りしたかったんだと思いますけど、そこは明確に別けるべきだったんじゃないかと。
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