【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル:S1第9話「厄介なフェロモン」あらすじや感想など
シーズン1 第9話「厄介なフェロモン」”Cupid’s Dagger”のあらすじ
惑星ロポヴィウスの領有権を巡って長年争っているナヴァリアンとブルイディアンの間で戦争の危機が迫っていた。
争いに決着を付けるため、ロポヴィウスで発見された太古の遺物がどちらの種族の物であるかを連合にて鑑定することになり、オーヴィルが分析を命じられた。
この任務に協力するため、レテプシアン人の法医考古学者がオーヴィルにやってきた。だがその学者はかつてのケリーの浮気相手ダルリオだった。
当然エドとケリーは険悪なムードになってしまうが、任務は続けるしかなかった。
しかしケリーは再びダルリオと関係を持ち、その現場をエドに目撃されるという最悪の状況を作ってしまう。
そんな中、オーヴィルにナヴァリアンとブルイディアンの代表団が到着した。彼らのムードも険悪だったが、エドは平和的に交渉を進めようと苦心する。
だが、エドの様子が徐々におかしくなり始めた。
ダルリオに対する怒りに燃えていたはずのエドは急に彼に好意を持ち始め、彼にかまけているうちに和平交渉任務がおろそかになっていく。ケリーもまたダルリオへの愛情から仕事に身が入らなくなっていた。
艦長と副長が揃って仕事をないがしろにしたため、放置された状態の代表団は双方とも激怒し、状況は更に悪化する。
あまりにも艦長達の様子がおかしいことに気付いたアララは、全ての原因がダルリオにあることに気付いた。実はダルリオの種族は一年に一度の発情期に強力なフェロモンを発生させて周囲の者を虜にしてしまうのだ。
ついに戦争が始まってしまった。さすがのダルリオもこの状況に責任を感じ、一つの申し出をする。
ダルリオは両種族の代表団をフェロモンの力で発情させ、互いに好き合うようにしてしまったのだ。おかげで戦闘を終わらせることに成功する。
フェロモンを中和する薬を作ったことで、エド達は元に戻った。
その後、分析によりロポヴィウスには2つの種族共通の先祖が住んでいたことが判明した。両者は元々同じ種族だったのだ。
和平への光明が見えたことでエドは胸をなで下ろし、ダルリオは役目を終えて去って行くのだった。
補足情報や感想など
- ドクター・クレアを口説こうとするスライムのヤフィットがなかなか面白いキャラです。でもあの手でよくギター引けるなぁ。よくよく考えると、このスライム君はDS9のオドーのパロディにもなってるんですね。今回の流動体生命みたいな挙動は特に
- フェロモンのせいで騒動になる話はスタートレックにもいくつかありますが、やはりオーヴィルだと下ネタが露骨なこともあってやや下品に見えますね(苦笑)
- スライムとのセックスとはレベル高けえな……
- 彼のフェロモンのせいで戦争が起きようとしているのに、ダルリオの軽薄な態度はムカつきますね~。フェロモンのことが分かってるなら対策すべきでしょうに。さすがに最後は改心しましたが
- 離婚の原因になった浮気がこのフェロモンのせいだったのかを明言しないところは、含みを残していて良いさじ加減だったと思います
オーヴィルの目次ページはこちら