スタートレック・エンタープライズ:S2第24話「運命の飛行」あらすじや感想など
シーズン2 第24話(通算50話)「運命の飛行」”First Flight”のあらすじ
アーチャーの元に旧友の訃報が届いた。それはかつてNX計画においてアーチャーとしのぎを削ったライバル、A・G・ロビンソン大佐だった。
アーチャーは観測任務のシャトルの中で、トゥポルに昔話を語り始める……
当時彼らはテストパイロットの座を争っていたが、初飛行のパイロットに選ばれたのはAGだった。だが彼の搭乗した試作機は事故で爆発してしまう。
この事故が切っ掛けでNX計画にはバルカンからの横やりが入り、計画は無期限停止になってしまった。
アーチャーとAGは一旦は大げんかになるが、計画再開のためにトリップと3人でとある計略を実行することにする。それはもう一機の試作機を盗み出して勝手に試験飛行を行うという、あまりにも無謀なものだった。
実験は無事大成功に終わるが、この行動は当然大問題となった。
しかしこの事件が切っ掛けになって計画は再開し、エンタープライズの建造へと繋がったのだ。
アーチャーは古き友の言葉を思い出しながら、未知の宇宙へ挑む意義を改めて実感するのだった。
補足情報や感想など
- 以前トゥポルの昔語りの体裁で進めたお話(「スプートニクの飛んだ夜に」)がありましたが、今回は逆にアーチャーの方が昔語りをするというパターンです
- アーチャーとトリップの出会いが描かれるのは見所ですね。フォレスト提督もよい役どころで、頼れる上司といった感じが好感持てます
- トゥポルが最後に見せる気配りもいいですね。すっかり地球人の心が分かるようになっています
- オッサン2人の暑苦しい友情を描いたストーリーで特に目新しいものでは無いのですが、定番の話をちゃんと描くというのも大事だと思います。こういう地味な話でいいんだけどなぁ
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