【30MM】これぞ量産メカの魅力!エグザビークル小型量産機Verを買ってきた【レビュー】
量産機らしい小型機が登場しましたよ!
バンダイの「30 MINUTES MISSIONS」の新製品「エグザビークル小型量産機Ver.」を買ってきました。
もともと30MMシリーズは量産機という設定を前面に出したシリーズですが、そうは言いつつもワンオフ機とかカスタム機に流れがちな傾向はあったように思います。
今回はその流れを引き戻すかのような、量産機らしい量産機の登場です!
それもエグザビークルシリーズとしての登場ですので、カスタム用のパーツとしても大変優秀なキットに仕上がっていました。これでメーカー希望小売価格858円(税込み)は大した物だと思います。
アニメ化作品のプラモのように版権料がかからないのが効いてますね(別にアレとかアレをdisっているわけではありませんよ……(苦笑))
今回のランナー構成(そして余剰パーツ!)
ビークルシリーズなのでパーツも少なくてシンプルです。共通部分を中心にして上下に別パーツをくっつけた2枚構成のランナーです。これをいつもの関節パーツで繋げていくのですが……
関節パーツとして付属するランナーはバージョン2のマクシオン型です。地球軍っぽさを出したい場合には旧型関節を部分的に組み込んでみても良いかもしれませんね(意外と関節パーツは互換性無い箇所多いんですけどね)
そして今回、これだけの余剰パーツが出ます。30MMシリーズで最も損耗しやすい膝パーツと、ポーズの表情付けに役立つ平手パーツが余るというのは大変ありがたいです! いやマジでこれはかなり嬉しい!
組み立てながら互換性などを確認していきます。
機体の中心となる胴体部分ですが、普通に頭も腕も付けられるため、アルトとの相性がすこぶる良いです。
コックピットを外せばアルト用オプションアーマーがそのまま付きますし、バックパックも取り付けオーケー。この辺はエスポジットよりも遙かに互換性が高くて嬉しいです。
今回シリーズで初めてコックピットが存在するというのが売り文句になっています。
スケール的には1/144ですので、試しに以前作ったwave製の1/144パイロットフィギュアを乗せてみたのですが、残念ながらそのままでは乗ってくれませんでした。若干の改造を要します。
シート部分のパーツは薄いプラ板一枚の構造。ここは気をつけないと破損しやすいポイントだと思いますのでご注意を。
量産機の手足は普通に従来機にも取り付けられますので変化を付けたいときには面白そうです。脚部のふくらはぎ辺りにはちゃんと手首取り付け用の穴もありますし、腕部パーツのサブアームに武器を持たせることも出来ます。
パーツ構成は割とシンプル。若干強度の弱そうな箇所もありますが、大変作りやすいキットです。
出来ました。コッテコテの陸戦メカなので、泥汚れのウェザリングが似合うメカだと思います。
一応この写真の物もリアルタッチマーカーと墨入れペンで汚しを入れた後、ウェザリングマスターで砂っぽさを足しているのですが、まだ全然足りませんね。もっと派手に汚した方が良いかもしれません。
アルトとのサイズ差はこんな感じ。腰くらいまでしか高さがありません。本当に小型機ですね。しかしそれが良いのです。
脚部は逆脚にしてもデザイン的な収まりが良いですねぇ。
1/144というサイズにこだわらず小型フィギュアを乗せてパイロットにしてもいいですし、ロイロイヘッドで無人機っぽさを強調しても良さそう。
これまで一番好きなエグザマクスはと聞かれたら迷わずアルトと答えていたのですが、今回のこれでトップ交代かもしれませんわ!