スタートレックDS9:S7第9話「裏切られた誓約」あらすじや感想など
シーズン7 第9話(通算159話)「裏切られた誓約」”Covenant”のあらすじ
キラの恩師ヴェデク・ファラがやって来た。再会を喜ぶキラだったが、彼の持ってきた物体が光ると、次の瞬間キラはエムポック・ノールに転送されていた。
エムポック・ノールはパー・レイス教徒達の本拠地となっており、彼らをとりまとめるマスターにはデュカットが収まっていた。
デュカットはパー・レイスこそベイジョーの真の神だと説いていた。
キラは彼らを所詮カルト集団だと甘く見るが、思いのほか信者達の結束は強く、デュカットに対する信者達の信頼も厚かった。
しかしデュカットの言動にほころびが生じ、証拠を隠滅しようとしたデュカットは嘘を重ねていく。
そしてついには信者全員を集団自殺へと導こうとする。
だが自分だけは死ぬつもりがなかったデュカットの本心がキラによって暴かれ、デュカットは一人逃亡する。
目を覚ました信者達はベイジョーへと帰還することになった。
しかしただ一人、ヴェデク・ファラだけは自ら命を絶ってしまう。
その行動が信仰を貫いてのことか、信仰に裏切られたことを悲観してのことだったのか、キラにはどうしても答えを見いだすことは出来なかった。
補足情報や感想など
- ベイジョー人夫婦の子供が生まれるシーンのいたたまれなさったらないですね。デュカットちゃんと避妊しろよ……
- デュカットの取り繕いの嘘が無理ありすぎて情けなくて泣けてきます。いやこれは高度なギャグなのか?
- カルト教団の酷さを正面から描く意欲作とも言えますな。一応本作は1997年にアメリカで起きたヘヴンズ・ゲート集団自殺事件というカルト集団の事件をモデルにしているそうです。この時期の他の米国ドラマでも題材として取り上げられいるとのこと
- 日本でも地下鉄テロが1995年に起きていますので、とても人ごとではありませんね
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