スタートレックDS9:S6第20話「心をつなぐホログラム」あらすじや感想など
シーズン6 第20話(通算144話)「心をつなぐホログラム」”His Way”のあらすじ
上級士官達はホロプログラムで1960年代のステージを楽しんでいた。
そのプログラムの主役、シンガーのヴィック・フォンテーンは自分がホログラムだと自覚している特別なプログラムだった。ヴィックの人間観察力は素晴らしく、特に恋愛問題の相談については右に出るものないほどだった。
それを知ったオドーは、キラとの関係を相談する。
ヴィックはオドーに様々な恋の手ほどきを行い、人生を楽しむことを教えていく。オドーもヴィックのプログラムにのめり込んでいく。
だが現実との違いを認識する度に、どうしてもオドーはキラに告白する勇気をなくしてしまうのだった。
そこでヴィックはキラが使っていた瞑想用ホロプログラムに割り込んで、キラを自分のプログラムへと招待する。
キラがホロプログラムの偽物だと思い込んだオドーは、普段は言えないような本音をキラに語り、キラもそれを受け入れて楽しんでいく。
しかしキラが本物だと知った途端、オドーの態度は固くなってしまう。そんなオドーにガッカリしている自分に気付き、キラもまた自分の本心を自覚する。
互いの本心を知った2人には、もう迷う必要はなかった。
プロムナードで始まった二人の口論は、そのまま衆人環視のなかでのラブシーンへと変わっていき……
補足情報や感想など
- ヴィック・フォンテーンの登場回です。いい奴だなぁヴィック!
- サブタイトルはどう見てもマイウェイのパロディですね
- 諜報活動関係の重い話が続いた後にこういう粋な話を持ってくる緩急の付け方は、DS9の本当に上手い所だと思います
- いつもは超然としているオドーがヴィックの前ではまるで子供扱いなのが楽しいです。ピアノ弾くフリからノリノリになっていくところは実に愉快でした
- 役者さん達も実に楽しそうに演じておられて、見ているこっちも楽しくなってくる好エピソードですねぇ。キラ役のナナ・ヴィジターさんはさすがに歌もお上手です
- 最後の怒濤の勢いで始まるキスシーンは「やっとか!」と、思わず拍手してしまいますね!
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