スタートレックDS9:S4第26話「可変種の脅威 第二幕・前編」あらすじや感想など
シーズン4 第26話(通算98話)「可変種の脅威 第二幕・前編」”Broken Link”のあらすじ
突然オドーが発作を起こして倒れてしまう。ベシアは原因を探るが、可変種の生理機能には不明な点が多かった。
そしてついには人の形を保つことも困難になってしまう。
オドーを救うため、シスコ達はディファイアントで創設者の元へ向かうことにする。さらに一行にはガラックも加わることになった。彼はドミニオンに捕虜にされたカーデシア人についての情報が欲しかったのだ。
ガンマ宇宙域に赴いたディファイアントは創設者の出迎えを受ける。彼らはオドーのこともちゃんと把握していた。
実はオドーの病気は創設者によって仕組まれたことだった。同胞を殺したオドーを呼び寄せ「偉大なる繋がり」で裁くための企てだったのだ。
創設者の惑星でオドーは偉大なる繋がりと一つになり裁判を受ける。
判決を受けたオドーに与えられた罰は、普通の人間の体になることだった。もうオドーは液体の姿になることは出来なくなった。
ステーションに戻ったオドーは初めて空腹感を感じる。新しい多くの感覚を得た一方で、自分が失った繋がりの大きさも思い知る。
そんな折、プロムナードにはクリンゴンのガウロン宰相による事実上の宣戦布告映像が流れていた。
だがオドーはあることに気づく。
ガウロン宰相は可変種の化けた姿なのだ、と……
補足情報や感想など
- ガラックが欲しいと思っている捕虜の情報は、どう考えてもオブシディアン・オーダーのリーダー、エナブラン・テインの消息ですね。創設者は生き残りはいないと言っていましたが……
- かつてオドーが同胞を殺したというのは、シーズン3第26話「忍び寄る可変種の脅威」での出来事。可変種にとって仲間を殺すというのは前代未聞の事件なのだそうです
- もともと創設者側の企みだったとは言え、新しい本拠地にシスコ達の上陸をあっさり許してくれたり、その上で普通に返してくれたりと、このへんのドミニオン側の人間に対する距離感は今ひとつよく分かりません。一言で言えばだいぶ「ぬるい」です。
余程自分たちの力に自信があるということなのかもしれませんが……
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