スタートレックDS9:S4第22話「裏切り者は誰だ」あらすじや感想など
シーズン4 第22話(通算94話)「裏切り者は誰だ」”For the Cause”のあらすじ
クリンゴンとの戦いで疲弊しているカーデシア政府は、連邦に対しレプリケーターを供与して欲しいとの要請をしてくる。
連邦はそれを受け入れ12機のレプリケーターが輸送されることになるが、これをマキが見逃すはずはなかった。カーデシアはクリンゴンの対応で手一杯で、マキを相手にする余裕がないのだ。
輸送船はもうすぐDS9に到着する。
そのころオドーとエディングトン少佐はキャシディ・イエイツ船長がマキと通じているのではないかと疑っていた。シスコは2人の言葉に憤慨するが、疑念はふくらんでいく。
そしてキャシディの貨物船ゾザをディファイアントで追跡したウォーフ達は、船がマキと接触している現場を目撃する。確かな証拠が出たことにシスコはショックを受ける。
シスコは再び出航したゾザを追って自らバッドランドへ向かうが、全てはシスコをステーションから離れさせるために仕組まれた巧妙な陽動だった。
シスコ不在の隙にDS9ではエディングトン少佐によってレプリケーターが持ち去られていた。少佐こそがマキのメンバーだったのだ。
最後の通信で連邦を批判するエディングトンに対し、シスコは必ず彼を軍法会議にかけてやると誓う。
一方、キャシディ船長は自らの意思でDS9に戻ってきた。
シスコは彼女との愛情を確認し再会を約束すると、身を切る思いで保安部員に逮捕を命じるのだった。
補足情報や感想など
- サブエピソードの方でデュカットの娘ジヤルが再登場です。メイクで分かりにくいですが今回は演じている役者さんが違います
- カーデシアのサウナは服を着たままなんですね。汗だくで大変なことになりそうですが……
- キャシディをライサへ誘うシスコのシーンは互いの言葉の裏に疑念が見え隠れしていて、大人の駆け引きという感じがします
- エディングトン少佐が連邦のやり方をボーグよりも汚いやり口だと批難するのは、一理ないことはないものの極論すぎです
- というわけで登場当初から胡散臭かったエディングトン少佐が正体を現すお話でした。でもちょっと唐突でしたね。折角のDS9保安士官という美味しい隠れ蓑を簡単に捨て過ぎなようにも思います
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