スタートレック・ヴォイジャー:S2第13話「ユニット3947」あらすじや感想など
シーズン2 第13話(通算29話)「ユニット3947」”Prototype”のあらすじ
ヴォイジャーは宇宙空間で未知のロボットを発見回収する。トレスはこれを修理して再起動させる。
ロボットは「ユニット3947」と名乗った。
鉱山労働用ロボットの1体だったが、高度な知性を持っていた。また彼を作ったプレイラーの建設者という存在は既に戦争で滅んでいるとの事だった。
建設者が滅んだ後、彼らは互いを修理して機能を維持していたが、パワーモジュールだけは作れなかった。3947は仲間のためにモジュールの製作してほしいとトレスに依頼してくる。
トレスはその仕事に取りかかりたいと艦長に申し出るが、ジェインウェイはそれが彼らに対する内政干渉になると考え却下する。
プレイラーの船を発見し3947を送り返すことにするが、3947はトレスをさらって転送してしまう。
ヴォイジャーはトレスを取り戻そうとするが、プレイラー船の攻撃力はヴォイジャーを凌駕しており、ヴォイジャーは大きな被害を受けてしまう。
ヴォイジャー自体を人質に取られ、トレスはパワーモジュールの試作を開始する。試作は困難なものだったが、トレスはなんとか開発に成功する。
そこに別のロボット達の船が現れる。それはクラビックの建設者の船で、プレイラーと戦争をしていた種族のロボット達が乗っていた。彼らは今でも戦い続けていたのだ。
だが3947の口から事実が語られる。プレイラーとクラビックは休戦に同意していたが、双方のロボットは戦争が終わって処分されそうになったことを敵対活動と見なして建設者を滅ぼしていたのだ。
パワーモジュールを複製できなくしていたのは建設者の安全策だった。
そのことに気づいたトレスは試作品を破壊し、戦闘の隙にトレスを救出したヴォイジャーは戦闘宙域から脱出するのだった。
補足情報や感想など
- ロボットの視点で描かれる部分は明らかに「ロボコップ」のパロディですね
- 「フラッとやって来て、長期的な結果を考えずにこの宇宙域に影響を与え、後はほったらかしで去って行くのではあまりに無責任だ」とジェインウェイ艦長はトレスを諭しますが……なにその「お前が言うな」案件!(苦笑)
- データのことがちょっと話題に出るのは嬉しいです
- 最初は鉱山労働用ロボットと言ってましたが、結局は戦闘用ロボットと言うことのようです。戦闘用ロボットが創造主を絶滅させてしまうというのは、少々ベタな展開すぎましたね
- 創造主が滅んだ後も戦い続けるロボット達というのもベタな設定ですが、その割には知性の高いロボットでしたね。割と礼儀も良くて、そこがミスリードになっていたわけですが
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