スタートレック・ヴォイジャー:S2第9話「天の精霊」あらすじや感想など
シーズン2 第9話(通算25話)「天の精霊」”Tattoo”のあらすじ
資源調査のためとある惑星に上陸していたチャコティは、古いインディアンの伝承にあるゴムの木族の印を発見する。子供のころにも見たことがあるものだった。
ゴムの木族は天の精霊が作ったという伝承があった。
ヴォイジャーは惑星に残されていたワープの痕跡を追って別の惑星へやってきた。しかし上陸しようとすると嵐によって邪魔をされる。
なんとかシャトルで上陸すると、そこには地球のランの花や鷹が存在していた。
住民の痕跡も発見したが、既にどこかへ姿を消した後だった。
急な嵐のため撤退を余儀なくされ上陸班は帰還するが、チャコティだけが取り残されてしまう。
チャコティは住民達は必ず近くに居ると感じ、子供の頃ゴムの木族と出合ったときの思い出に従って行動する。
洞窟で出合った住民達はチャコティと同じ先祖を持つ一族だった。彼らは4万5千年前に地球人に遺伝子を分け与えたというのだ。
この星の人達こそ、伝承にある天の精霊の一族だったのだ。
自分のルーツを知ったチャコティは、亡き父の思いを理解し晴れやかな気持ちで惑星を後にするのだった。
補足情報や感想など
- チャコティ副長はアカデミーに入るときにミスターカトー艦長に保証人になってもらったそうです
- ドクターの疑似病気プログラムに細工するケスが凄い。ドクターより一枚も二枚も上手ですね
- この星の人達がインディアンのご先祖だったという驚きの展開です。
- 彼らは地球のことも知っているので、地球まですぐに行ける科学力があるのかと期待が膨らみますが、実際には片道2世代かけて旅していたそうです。なんでわざわざそんな手間かけてまで地球に来たんでしょうね
- チャコティの父親は居留地を奪おうとする敵との戦いで死んだと語られますが、これは植民星でのカーデシアとの争いのことです。この件についてはDS9シーズン2第20話「戦争回避 パート1」などで描かれています
- チャコティの故郷の植民星は、当初の設定ではTNGシーズン7第20話「新たなる旅路」で舞台になったドーバン5号星を想定していたそうです
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