スタートレック・ヴォイジャー:S1第4話「24時間の過去」あらすじや感想など
シーズン1 第4話「24時間の過去」”Time and Again”のあらすじ
突然の衝撃波を受けたヴォイジャーは、その原因を探って近隣の星系へやってくる。
壊滅した惑星を発見し上陸するが、惑星全体が廃墟と化しており生存者はいなかった。この惑星は極性イオンをエネルギーに利用していたらしく、それが爆発したらしい。
だが上陸班のジェインウェイとパリスは、廃墟の中で亜空間の亀裂に囚われ、爆発の1日前にタイムスリップしてしまう。
過去の世界では、極性イオンの利用に反対する反政府組織が発電所への破壊工作を検討していた。どうやらその計画が大爆発の引き金になったらしい。
ジェインウェイとパリスの2人を政府のスパイと思い込んだ彼らは、計画の実行を早めてしまう。自分たちが惑星崩壊の原因を作ってしまったと知った2人は、艦隊の誓いを破って計画を阻止しようとする。
一方、超能力のあるケスには、住民達が死ぬ間際の感情をテレパシーで受信することができた。その力で過去に飛ばされたジェインウェイの存在をも感じ取る。
チャコティ達はその情報を元に亜空間に亀裂を作って2人を呼び戻そうとするが、そのエネルギーが過去の発電所に引火しそうになる。これこそが爆発の真の原因だったのだ。
ジェインウェイはとっさにフェーザーで亜空間の穴を塞ぎ、引火を防ぐことに成功する。
その瞬間、時間は書き換えられて爆発はなかったことになった。ヴォイジャーも爆発の起きる前の時間に戻される。
ただ一人、ケスだけは惑星が壊滅した記憶を持っていたが、何事も無く平和な惑星の様子を見て、ほっと安堵するのだった。
補足情報や感想など
- シリーズ開始早々から時間ネタが連続する辺りに、今後のシリーズの傾向が見え隠れしていますな(苦笑)
- シリーズ開始早々からジェインウェイは盛大に艦隊の誓いを破って惑星に干渉してしまいます。今後のシリーズの傾向が(以下略)
- 全くの異文化惑星なのに時計の数字がアラビア数字ですが、スタートレックではよくあることです。気にしてはいけません(えー)
- 爆発を調査に行ったら、その原因は自分たちだった。というタイムパラドックスものの典型のようなお話です。ただクライマックスはちょっと分かりにくいですね。
- ケスの謎めいた能力の一端が描かれます。今回の描写だけを見ると、一人だけ時空の変動を感知できるとか、TNGのガイナンのような位置づけに見えますね
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