新スタートレック:S7第18話「謎の幻覚テレパシー」あらすじや感想など
シーズン7 第18話(通算170話)「謎の幻覚テレパシー」”Eye of the Beholder”のあらすじ
艦内で若手エンジニアのダン中尉がプラズマに身を投げて自殺してしまう。
彼が何に悩んでいたのかを調べるため、ディアナとウォーフは彼の個人日誌を調べるが、とても自殺をするようなメンタルとは思えなかった。
しかし調査中のディアナは奇妙なテレパシーを感知する。
テレパシーの正体を探るためプラズマの前に立ったディアナは、エンタープライズ建造作業の様子を幻覚に見る。
幻覚に登場した人物を調べたところ、機関部のピアス中尉が該当する。彼は8年前にユートピア・プラニシア造船所でダン中尉と共にエンタープライズの建造に関わっていた。
ピアス中尉に事情聴取をしたが、彼は何かを隠している様子だった。
調査を進める中で、ディアナとウォーフはお互いの気持ちに気づき、互いを愛するようになっていく。
幻覚を頼りにプラズマコンジットを調べると、フィールド・コイルのパネルの裏から白骨死体が発見される。その遺体は造船所で行方不明になっていたフィン少尉という女性のものだった。
ピアス中尉が犯人だと断定されウォーフが向かうが、なぜかピアスはディアナの部屋に現れる。さらにウォーフがキャロウェイ少尉と抱き合っているのを見て逆上したディアナは、ウォーフをフェイザーで撃ち殺してしまう。
呆然となったディアナは責任を感じプラズマに身を投げようとするが、そこをウォーフに止められ幻覚から覚める。
最初に幻覚を見た瞬間から、ずっと彼女は幻覚の中にいたのだ。ピアスは8年前にプラズマに身を投げて死んでいた。原因は浮気した恋人とその相手を殺してしまったことだった。幻覚はピアスが見た風景だったのだ。
ピアスはテレパスであり、そのテレパシー波がプラズマ・コンジットに焼き付いており幻覚を見せていたらしい。ダン中尉もその影響で自殺してしまったのだ。
事件は解決しウォーフとディアナの関係は元に戻るが、少し気持ちに変わった部分もある様子だった。
補足情報や感想など
- エンタープライズの中に白骨死体が埋め込まれていたとか、ヤな話ですね~。古いビルの基礎から死体が出てくるような話ですよ。まあ普通なら完成時のチェックで見つかるでしょうし、さすがに現実ではありませんでしたが
- SFを舞台にしつつ、怪談めいたお話です。全部幻覚だったで一気に序盤まで引き戻されるのには唖然とします(苦笑)それにしてもピアスは迷惑な奴ですねぇ
- 他人の殺人の残留思念で自殺に追い込まれてしまったダン中尉かわいそう……
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