新スタートレック:S6第21話「呪われた妄想」あらすじや感想など
シーズン6 第21話(通算147話)「呪われた妄想」”Frame of Mind”のあらすじ
ティロナス4号星は政府が転覆し無政府状態に陥っていた。連邦の調査班が取り残されているため、ライカーは密かに潜入し救出することになった。
だがライカーはビバリーの芝居で狂人を演じ始めてから精神が不安定だった。
芝居を演じ終えた次の瞬間、ライカーは病室にいた。自分の名前も思い出せず、医師のサイラスと名乗る男と2人きりだった。ここはティロナスの精神病院だという。
次に気づくとライカーは自室のベッドの上だった。病室の出来事は夢にすぎず、芝居の本番はこれからだった。
船での出来事と精神病院での出来事が徐々に混ざり初め、ライカーは何が現実か分からなくなっていく……
精神病院で受けた治療の末、ライカーはエンタープライズを虚構だと信じてしまう。
ところが病院にデータとウォーフが救出に現れ、ライカーはエンタープライズに帰還する。しかしそれも幻だった。
ライカーは幻を次々と否定して破壊し、ついに本当に目を覚ます。そこはティロナス人の監禁施設だった。
ライカーは救出任務中に囚われて記憶を探られていたのだ。しかし夢の中でエンタープライズに行き来することで、無意識のうちに精神操作に抵抗していたのだ。
エンタープライズに連絡を取り今度こそ本当に救出されたライカーは、芝居のセットを自分の手で片付けることにする。そうして虚構との折り合いを付けていくのだった。
補足情報や感想など
- フレイクス氏の演技がさすがです! 今回はそれ無しには成り立ちません!
- 狂人を演じていると本当に狂人的思考になっていくという話を思い出します
- 何が現実か何が虚構かが分からないまま話が進んでいくので緊迫感がすごいです。シリーズ全体でみてもかなり異色な脚本ですね
- 今度こそ現実、と思うとさらにまた別の妄想が出てくるという多重構造が次々と話を混乱させてくるので、見ているこっちも気がおかしくなりそうです
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