新スタートレック:S4第23話「愛の化身オダン」あらすじや感想など
シーズン4 第23話(通算97話)「愛の化身オダン」”The Host”のあらすじ
ビバリーはエンタープライズに滞在中のオダン大使と親密な関係になっていた。
大使の任務はペリア・ゼル星の内戦の危機を何としても回避することだった。
大使を乗せたシャトルが出発するが、シャトルは攻撃を受けて大きなダメージを負う。だが大使は転送で収用されることを頑なに拒否する。
なんとか帰還したシャトルだったが、大使は衰弱が酷かった。
寄生生物を発見したビバリーはそれを除去しようとするが、オダンはその生物の方が本体だと明かす。ホストの体は死亡し、次のホストをトリル星から呼び寄せることになるが、それまでの間ライカーが代理のホストに志願する。
ビバリーはライカーの姿になってしまったオダンに戸惑うしかなかった。
オダンはライカーの姿で調停交渉を続けるが、ライカーの体は共生生物に拒絶反応をおこし危険な状態になってしまう。
オダンは体調不良を押して交渉を継続し、無事和平を成立させる。
急ぎトリル船とランデブーしたエンタープライズはオダンを新しいホストに移植するが、新しいホストは女性だった。
オダンはビバリーを愛する気持ちに代わりは無いと言うが、ビバリーはその気持ちを受け入れることが出来なかった。
補足情報や感想など
- トリルが初登場です。オダン大使がトリル人だというのがお話のポイントなのですが、後のシリーズのトリル人とはちょっとおでこのあたりのデザインが異なりますね
- 転送すると共生生物にダメージが出るからダメだと言ってますが、後のシリーズでは普通に転送してます
- 代表的なトリルと言えばやはりDS9のダックスですね。あとは人間と共生したトリルとしてDSCのアディラが挙げられます
- 他者を愛したとき、その対象は外見なのか中身なのか、相手の本質とは果たして何なのか。なかなか深いテーマです
- 人間関係において外見が及ぼす影響の大きさを痛感させられます。とはいえ、さすがに性別まで変わってしまってはついていけませんよね……
- ビバリーに静かに肩を貸すピカードが男前ですねー
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