新スタートレック:S4第19話「謎の頭脳改革」あらすじや感想など
シーズン4 第19話(通算93話)「謎の頭脳改革」”The Nth Degree”のあらすじ
無人のアーガス情報基地で起きた不具合を調査に来たエンタープライズは、未確認の浮遊物体を発見する。それは異星人の探査機だった。
シャトルで調査に出たジョーディとバークレーだったが、探査機からの光を受けてバークレーが気を失ってしまう。
だが目を覚ましたバークレーは、別人のように有能な仕事ぶりを発揮し始める。
探査機の追跡を受け危機に陥ったエンタープライズはバークレーの機転により窮地を脱し、アーガス基地の不具合修理でも意外なアイデアを出して皆を驚かせる。更には演劇クラブでも名演技を披露し周りをうならせるのだが、ディアナだけはこの変化に違和感を感じていた。
ビバリーの診察の結果、バークレーの脳の活動が異常に活性化していることが判明する。
一方、アーガス基地の不具合が悪化し基地が爆発する危険を生じる。バークレーはこの危機を収束させるため、エンタープライズのコンピューターと自分の脳を直結させて処理速度を飛躍的に向上し、基地の爆発を食い止める。
だがバークレーはコンピューターと一体化し、切り離すことが出来なくなってしまう。
能力を拡大し続けるバークレーはワープエンジンを超える推進システムを考案し、制止しようとするクルー達を無視して艦を3万光年の彼方に飛ばしてしまう。
そこで待っていたのはサイセリア人だった。
探査機を送り出したのはサイセリア人で、接触した相手を操作し自分たちの領域に導くことで交流を行っていたのだ。
純粋に知識の交換を望む彼らと有意義な時を過ごし、エンタープライズは連邦の領域に帰還する。
バークレーは以前の自信の無い様子に戻ってしまうが、わずかに変化したところもあるようだった。
補足情報や感想など
- 演劇から始まる定番のパターンですが、今回はデータではなくバークレーが主役です。演目は「シラノ・ド・ベルジュラック」です
- 「宇宙の全てを理解した」と、どこかで聞いたようなセリフを言い出すバークレーが笑えます。きっとあの光はゲッター線だったに違いありません(苦笑)
- 3万光年飛ばされたのでもの凄く遠くに来たような気になりますが、実はヴォイジャーが飛ばされた距離の半分にも足りていないです
- サイセリア人の技術を手に入れているので、この技術があればヴォイジャーくらいあっという間に呼び戻せたはずなんですが、今後の話ではこの推進システムは無かったことになります(えー
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