新スタートレック:S4第14話「空白の一日」あらすじや感想など
シーズン4 第14話(通算88話)「空白の一日」”Clues”のあらすじ
任務の時間に余裕が出来たため、クルー達は思い思いの余暇を過ごしていた。
だがTタウリ恒星系にさしかかったところで突然ワームホールにのまれ、データを除く全てのクルーが気を失ってしまう。
気絶していたのは30秒ほどだったはずなのだが、丸一日気絶していた可能性が浮上してくる。
あらゆる証拠が時間の経過を丸一日だと示すが、データはそれを否定し続ける。船内の時計もデータによって改ざんされているようなのだ。
だがデータはピカードからの質問をはぐらかし続け、真実を語ろうとはしなかった。
エンタープライズは全ての原因があると思われるTタウリ系近くの惑星へと戻ってくる。そこはパクサン人の領域だった。ディアナの体を借りてパクサン人がコンタクトしてくる。
彼らは他の異星人に存在を知られるのを極端に嫌っており、ワームホールは異星人を近づけないための偽物だった。
通常は気を失わせ、記憶を消去して追い返していたが、データの存在が誤算だった。データは気を失わないのだ。
当初はエンタープライズを破壊して秘密を守ろうとしていたパクサン人だったが、ピカードとの交渉の結果記憶を消してこの宙域を去ることになり、丸一日かけて記憶を操作していたのだ。
だがピカード達は戻ってきてしまった。
今度こそエンタープライズを破壊するというパクサン人に対し再度交渉を行い、クルー総出で前回よりも慎重に証拠を消していく。
次に皆が目を覚ましたとき、データは前回同様に経過時間は30秒だと報告する。
ピカード達はそれを信じ、次の目的地へと進路を取るのだった。
補足情報や感想など
- ディクソン・ヒルを訪ねてくるガイナンの貫禄がスゲえ(苦笑)
- 謎解きとしては面白いのですが、色々と矛盾点も引っかかります。特に時間の経過は最終的に2日間に及んでしまったわけで、これは大きな問題として残るのでは?
ワームホールを通過した際に時間を2日間飛び越えた、とか一言でも理由付けしてくれれば納得できたのですが - 質問に答えられないデータの葛藤が目を引きます。矛盾する命令を遵守しようとして板挟みになるのは、TOSや古典SFだったらコンピューターやAIを動作不良に落とし入れる定番展開ですからね。データの頭脳が停止しやしないかとドキドキものでした
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