新スタートレック:S2第3話「ホログラム・デッキの反逆者」あらすじや感想など
シーズン2 第3話(通算29話)「ホログラム・デッキの反逆者」”Elementary, Dear Data”のあらすじ
U.S.S.ビクトリー号とのランデブーを3日後に控え時間の余裕が出来たエンタープライズでは、ジョーディとデータがシャーロック・ホームズのホロプログラムを楽しんでいた。
しかしデータはホームズの内容を全て暗記しているため、物語が始まった途端に謎解きを始めてしまい、ジョーディーは呆れてしまう。
そこで新しいミステリーを用意して、結末を知らない物語に挑戦することにする。そのためにデータに匹敵できるような強敵の設定をコンピューターに命ずる。
しかしその設定によりモリアーティ教授がプログラムを超えた知能を持ってしまい、コンピューターやエンタープライズの存在を認識してしまう。
モリアーティの手によりドクターポラスキーが捕らえられ、プログラムも停止できなくなってしまう。
急速に理解を深めエンタープライズの機能にまで影響を及ぼし始めたモリアーティを止めるため、ピカードもホロプログラムのロンドンへと赴く。
モリアーティはもはや完全に一つの生命だった。しかし彼はホロデッキから出ることは出来ない。
全てを理解したモリアーティは自分という存在が消えることを受け入れるが、ピカードは彼のプログラムを保存し、いつの日か技術が進歩したら彼をホロデッキの外で実体化させることを約束するのだった。
補足情報や感想など
- ジョーディは模型趣味というものを理解してくれていて嬉しいです
- 最初はホロデッキを舞台にしたコメディタッチのストーリーで大変楽しいです。しかしそこからモリアーティが自意識を持つに至って、命の定義や存在価値とは何かという話に踏み込んできます。大変見応えのある傑作です
- このへんのアイデアがのちのEMH(緊急医療ホログラム)やモバイルエミッターという設定につながっていくんですね
- モリアーティ教授相手でもマイペースで悠然と対応するドクターポラスキーもいい味を出していました
- ちなみにモリアーティ教授は次はシーズン6で再登場します
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