新スタートレック:S1第5話「謎の宇宙生命体」あらすじや感想など
シーズン1 第5話「謎の宇宙生命体」”The Last Outpost”のあらすじ
エンタープライズはフェレンギ船を追跡していた。彼らがガンマタウリ4号星から盗んだエネルギー変換機を奪還するためだ。
だが予想外に強力なフェレンギのために艦はコントロールを奪われてしまう。
ピカードは苦渋の決断でフェレンギに対して降伏を申し出る。
だが船のコントロールを奪われていたのは相手も同じだった。どうやらどちらの船も第3者からの干渉を受けていたらしい。
原因は60万年前に滅んだトコン帝国の防衛システムだった。
ピカードはフェレンギと合同で惑星の調査を行うことにする。だが惑星上に転送した上陸班に対しフェレンギ人は一方的に攻撃してくる。
対立する彼らの前に、トコン帝国の門番を名乗る者が現れる。
フェレンギ人は門番に連邦の悪口や嘘偽りを告げまくるが、ライカーは自分の信念を貫き門番の信頼を勝ち取る。
ライカーはフェレンギ人達も学んで成長するだろうと門番に語り、2隻の船はともに解放される。そして門番は再び眠りにつくのだった。
補足情報や感想など
- このころだとフェレンギはまだ謎の異星人あつかいですね
- フェレンギの科学水準がかなり高いというのは、当時は結構驚きました。最新鋭のエンタープライズと互角以上ですからね
- フォーフまであっさりフェレンギ人に気絶させられてしまったのにはガッカリです。おまえそれでもクリンゴン人か!(苦笑)
- 門番の哲学が孫子に通じているというのが面白いですね。というか門番がわりと理性的でした。フェレンギ人を「口先だけ」と見抜いてますしね。
- データが細かい言動で笑わせに来ていて楽しいです
- フェレンギ人は落ち着きがなさ過ぎます(苦笑)後々の描写を考えると今回は少々愚かに描きすぎな気がします
- 3人のフェレンギ人のうち一人は、後にクワークを演じるアーミン・シマーマン氏が演じておられます
- 今回は上陸班を率いるライカー副長が事件を解決に導きます。カークだったら船長自ら上陸しているところですが、この辺はピカード艦長と役割分担を決めているのがよく分かります。ピカード艦長もちゃんと部下の意見を聞いてから方針を決めるところとか、データの指ぬきを外してあげるところとか、節々に親しみの持てる描写が入りますね
- トコン帝国の名前は「ディスカバリー」シーズン3でもちょっとだけ出てくるんですが、普通に見ているとまず気づきません
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