宇宙大作戦:S3第7話「宇宙の怪!怒りを喰う!?」あらすじや感想など
シーズン3 第7話(通算62話)「宇宙の怪!怒りを喰う!?」”Day of the Dove”のあらすじ
救難信号を受けてベータ12Aにやって来たカーク達。だが植民星は全滅していた。
一方、突如現れたクリンゴン艦の船長はエンタープライズから攻撃を受け400人が死んだと激昂するが、そのような事実はなかった。
クリンゴン人の方も植民星を攻撃などしていないと言うが、双方とも互いを信じることは出来なかった。
クリンゴンの生存者を捕虜として収容したエンタープライズは宇宙基地へ向かうが、突如船はコントロールを失い銀河外周へと進路を取り始める。またクルーのほとんどが隔壁に閉じ込められてしまう。
カークはクリンゴン人を問い詰めるが、突然近くにあった物質が剣に変わり戦いが始まってしまう。
どうやら何者かの干渉で戦わされていると気付いたカークとスポックだったが、他のクルーは精神に干渉を受けてまともな状態ではなかった。
原因は憎しみの感情を食べるエネルギー生命体だった。
生命体は双方の戦力が互角になるよう調整しながら、戦いを続けさせようとしていた。
カークは交渉の末クリンゴンの艦長と和解し、怒りの感情を補給できなくなった生命体は船を去るのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第66話にあたるエピソードです
- 生命体の力で船の武器は全て刀剣類だけに変化し、互いに自由に動けるのは38名ずつという互角の状況にさせられてしまいます。生命体が死なないようにコントロールしているため、殺伐とした内容なのに赤服の死者が一人も出ません(苦笑)
- 実は植民地など最初から無く、乗組員は認識を狂わされ、チェコフは一人っ子なのに兄の仇討ちに燃える、という何から何まで騙されて戦わされます。いつも冷静なはずのスポックまで好戦的になるのは珍しいですね
- 今回登場したクリンゴン人のカーン(KANG)は、DS9「血の誓い」やVOY「伝説のミスター・カトー」にも登場します。
スタートレックにはカーンという名前のキャラがよく出てくるので紛らわしいですね - エネルギー生命体の正体は分からずじまいですが、迷惑極まりない存在です
- 終わり方が唐突なのでちょっと驚きます
- カークとカーンが笑い合って和気あいあいとした雰囲気になる中、スポックだけが真顔を崩さないため大変シュールな光景です(苦笑)
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