宇宙大作戦:S2第5話「死のパラダイス」あらすじや感想など
シーズン2 第5話(通算34話)「死のパラダイス」”The Apple”のあらすじ
ガンマー6号星の調査にやってきたエンタープライズ。
上陸したカーク達が見た地上は緑あふれるパラダイスだったが、有毒植物によってヘンドーフが命を落とす。軌道上のエンタープライズも原因不明の不調に襲われていた。
カークはマロリーとマーブルを斥候に出す。どうやらカーク達を監視している者がいるようだが、相手は敏捷で見つけられない。
エンタープライズの不調の原因はこの星の村から発せられてる電波のようなもののせいらしい。
村へ向かう途中、今度はスポックが花の毒にやられて瀕死の状態になってしまう。
急いで帰船しようとするが転送も機能しない。船には戻れなくなってしまった。
スポックはマッコイの治療で意識を取り戻したが、今度は突如雷雲が発生し雷に撃たれたカプランは死体も残さず消えてしまう。さらに地雷岩を踏んだマロリーも即死する。カークは自分の判断の甘さで3人も犠牲を出してしまったことを悔やむ。
だがついにカーク達は尾行者との接触に成功する。彼は村民の一人で名はアクタ。村の指導者バールの命令で監視していたという。
同じ頃エンタープライズは謎の牽引光線に捕らえられ墜落の危機に陥っていた。
カークはバールと話を付けるべくバールの神殿へ向かうが、神殿は電磁スクリーンに守られており入ることが出来なかった。バールは知性を持った機械であるらしい。
村へやって来たカーク達は歓迎されるが、村人達は子供や愛というものを知らず、老化もしていなかった。村民は保護される見返りに、バールにエネルギーを供給する役割を担っていた。
カーク達を危険視したバールは村民をけしかけてくる。なんとか攻撃を凌ぐものの、今度はマーブルが殴り殺されてしまう。
そこでカーク達は村民を監禁し、村民がバールにエネルギーを与えられないようにする。エンタープライズの攻撃でエネルギーを消耗したバールは、ついに機能を停止する。
カークは村民達に、これからはバールに頼らず自分たちの力で生活するよう諭すのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第38話にあたるエピソードです
- 上陸班員が多いのでこれは何人か死ぬな~と思っていると、オープニングが始まる前から早々に一人死に、その後も次々お亡くなりに……
- スタトレ世界は貨幣経済ではないはずですが、台詞の中で金額を言いそうになるシーンがあります。まあこういった脚本の不安定なところは仕方ないですね
- 今回のスポックは毒花に刺されたり雷に撃たれたりと、妙にヒドイ目に会い続けます
- カークはいつも内政干渉してますが、今回は完全に村民の生活様式を破壊してしまいましたね……
- バールの正体が何だったのかは解明されずに終わります(えー
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