宇宙大作戦:S1第17話「ゴトス星の怪人」あらすじや感想など
シーズン1 第17話「ゴトス星の怪人」”The Squire of Gothos”のあらすじ
ベータ6号星に向かっていたエンタープライズは未知の惑星を発見する。調査している時間が無いため迂回コースをとろうとしたところ、ミスターカトーとカーク船長の姿が忽然と消えてしまう。
スポックの指揮の下で2人の捜索を行っていたところ、惑星から意味不明な通信が入る。スポックは上陸班を発信地点に向かわせる。
観測では生命の生存に適さない星だったはずが、地上の環境は地球と変わらなかった。そして古風な屋敷があった。屋敷の中にはカークとミスターカトーがおり、彼らは突然現れたトリレーン将軍と名乗る謎の人物から歓迎を受ける。
トリレーンはナポレオン時代の地球を観察して興味を持ち、カーク達を招いたというのだ。大変高度な科学力を持っており、カーク達は太刀打ちが出来なかった。
スポックが機転を利かし一旦は転送で帰還に成功するが、トリレーンはブリッジに現れ、ブリッジクルー全員を地上にさらってしまう。
カークは屋敷の鏡の中に思考を現実化する装置があることを見抜き、鏡を破壊してトリレーンの力を奪い転送で船に戻る。
ワープスピードで脱出を図るエンタープライズだったが、トリレーンは惑星ゴドスごと追いかけてくる。カークは一人トリレーンと対決するため地上に降りる。
カークはゲームを提案してトリレーンの興味を刺激し、エンタープライズが離脱する時間を稼ごうとする。
カークは追い詰められるが、その時2つの謎の光が現れトリレーンを制止する。トリレーンの姿は消え、謎の光は息子の非礼を詫びて去って行く。
トリレーンが何者だったのかは、結局分からないまま事件は終わった。
子供のイタズラのようなものだったのだとカークは納得するが、スポックにはそれもまた理解できないのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第22話にあたるエピソードです
- 上陸班メンバーはマッコイとデサルとイェーガー。幸い誰も死にません、よかったよかった(苦笑)
- 圧倒的な能力でカークを翻弄したり裁判シーンを演出したりといったところは、後の"Q"の原型になったといわれています(Qの原型として有名なのはこのトリレーンと「セイサス星から来た少年」に登場するエバンス少年ですね)
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