1/12ドールハウスの検品をしていきます。まずは大物から…
中国製ドールハウスキットに挑戦・その2
先日購入した中国製ドールハウスの内容チェックを始めました。
一応、日本語の簡単なプリントが入ってはいたのですが、これは本当に簡単な注意点の説明だけであって組立説明書ではありません。取説がよく分からないときはグーグル翻訳を使え!と書かれている豪快な手引きです(苦笑)
組立説明書の方は全て中国語です。これを読み解きながらパーツを確認していくしかありません。
細かい部品が大変多いので、チェックするだけで結構大変そうです。
まずは大物のパネル類から見ていきます
まずは一番肝心なベースとなる3枚の板をチェック。
説明書では最初の方のページの上段に記載されています。サイズ比較のためCDケースを置いてみました。それなりに大きいです。
説明書でパネルの下の段に書かれている棒状の物は、内装材でいうところの回り縁ですね(建築工事現場ではサンメントなどと呼ばれます)
ですがこれを取り出してみたところ……
一部欠けていました。裸の状態で箱の中に入っていましたので輸送中に割れたのではないかと思います。欠けた方のカケラも箱の中に残っていましたので木工ボンドで補修しておきました。ちょっとヒビが残りましたが、あとでパテ埋めして塗装してやれば平気でしょう。この程度の修復可能な破損なら大した問題ではありません。
次に、透明アクリル板が3枚入っていましたので並べてみました。先に並べた床と壁の板とサイズが対応しています。
説明書だとこの部分ですね。パーツリストの方には記載がなく、ページの後ろの方に印刷されていたので探してしまいました。アクリル板3枚を組み合わせてケースとするようです。
でもこれ、ただのアクリル板が3枚入っているだけです。
組み合わせ用の金具などは入っていません。接着して作るようになっていますので綺麗に組み上げるのは割と難易度高いですね。アクリル用の接着剤なんて持っていませんので買ってこないといけません(アクリルは専用の接着剤が必要です)
型抜き式の木工材料が3枚ありました。家具のパーツになるようです。これは簡単に判別可能でした。
残った大物は写真の通り、
- 厚紙に壁紙や床材が印刷された物が4枚
- ギターや絵画などの小物用の印刷物が1枚
- さらに小物用のシールシートが1枚
- 窓ガラス用(?)と思われる透明板が一枚
- 大きな型紙用紙が1枚
という感じです。
説明書のこの部分にありました。
う~ん、型紙? 裁剪ってことはこれを元に布地を切り取れってことですかね。ますます普段作っている物とは勝手が違ってきましたわ……
(次回は小物をチェックします)