スタートレック・ヴォイジャー:S5第7話「遥かなるボーグの記憶」あらすじや感想など
シーズン5 第7話(通算101話)「遥かなるボーグの記憶」”Infinite Regress”のあらすじ
セブンの様子がおかしかった。
いつも通り任務は正確に処理しているのだが、突然別の人格に入れ替わって言動が代わり、その間のことを記憶していないのだ。
様々な人格が代わる代わるセブンに現れていた。
原因はボーグキューブの残骸が発しているシグナルにあった。
ヴォイジャーは残骸のある宙域に向かい、そこでボーグドローンのリンク装置を発見する。
しかしそのまま破壊するとセブンに甚大な影響が残ってしまうため、気は進まなかったがジェインウエイは装置の回収を許可する。
ベラナは装置を安全に停止させようとするが、作業は失敗しセブンの意識はますます危険にさらされてしまう。
分析の結果リンク装置に有機的なウイルスが侵入してプログラムを狂わせていることが判明した。それはボーグが生命体6339を同化した際に感染した物だった。
生命体6339の船を見つけ出して話を聞くと、そのウイルスは彼らが作り出した対ボーグ用ウイルスだという。あえて仲間を同化させてウイルスを感染させるという決死の作戦だったのだ。だがヴォイジャーがそれを邪魔する格好になってしまった。
生命体6339は再びボーグに感染を広げるため、リンク装置を取り返そうとヴォイジャーを攻撃してくる。
だがベラナの作業でリンク装置の停止に成功、トゥヴォックの精神融合でセブンの意識も元に戻った。ジェインウエイはリンク装置を宇宙に捨てると、大急ぎで撤退する。
ヴォイジャーは無事逃げ延び、セブンは自分のために尽力してくれたクルー達に深く感謝するのだった。
補足情報や感想など
- 今回は何というか、セブン役のジェリー・ライアンさんは大変だったろうなぁ、と言うお話です(苦笑)
吹き替え担当の沢海陽子さんも声の演じ分け苦労したでしょうね - ちゃんとクリンゴンはクリンゴン、フェレンギはフェレンギっぽく演じているのがさすがです
- U.S.S.トンボー号を13年前に同化したという台詞がありますが、この時点(2375年)から13年前だとエンタープライズDの就航より前になってしまいますので、ちょっとおかしいですね。ちなみにウルフ359は6年前です(年表参照)
- フェレンギ人は生命体180だそうです。随分と若い番号ですね(人類は5618)
- やっぱりボリアン人は美容師なんだ……
- 生命体6339視点で見ると、犠牲者まで出して行った決死の作戦をヴォイジャーに無効にされたことになるわけで、これは恨まれても当然というか何というか……
ヴォイジャーの目次ページはこちら