宇宙大作戦:S3第8話「宇宙に漂う惑星型宇宙船」あらすじや感想など
シーズン3 第8話(通算63話)「宇宙に漂う惑星型宇宙船」”For the World Is Hollow and I Have Touched the Sky”のあらすじ
突然ミサイル攻撃を受けたエンタープライズは発射元の探索にあたる。
一方ドクターマッコイが不治の病に冒されていることが分かる。
ミサイルの発射元は小惑星型の宇宙船で、ダラン5号星への衝突コースを進んでいた。ダラン5号星は37億もの人が暮らす惑星なのだ。
小惑星船にのりこんだカーク達は、住人達の手荒い歓迎を受ける。住人達は船の中で1万年の長い間を暮らすうちに、ここが宇宙船の中だということを忘れてしまっていた。
スポックはこの人々が大昔に滅んだファブリン星の子孫ではないかと推測する。
この世界で”神”に仕えるナティラはマッコイのことが気に入り、夫にしようとする。しかしカークとスポックは神の怒りに触れて捕らえられてしまう。
マッコイは自分が残ることを条件にカークとスポックを解放してもらう。
マッコイはこの世界の住人になる儀式の際にこの船の仕様書らしき物を発見し、このことをカークに連絡する。しかし儀式で埋め込まれた装置により神の罰が下って倒れてしまう。駆けつけたカーク達はマッコイから装置を除去し、ナティラに真実を告げる。
カークとスポックは信託の間で本を発見し、制御室に入って船の制御を掌握する。
船の故障箇所を見つけたスポックは修理を完了し、小惑星船は衝突コースを回避する。
またファブリン人のデータベースから高度な医学情報を入手したことで、マッコイの治療に成功する。
マッコイはナティラと別れ、いつの日か再会することを願いながら任務に戻るのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第64話にあたるエピソードです
- 色恋沙汰の担当がカークではなくマッコイという珍しいパターンです。折角マッコイにも春が来たのに別れなければならないのが可哀想ですねぇ。
- 船の中に一つの世界が作られ、住民達はそこが宇宙船の中とは知らずに暮らしているというのは、なんだかマクロスやメガゾーン23の元ネタ的なものを感じます。
- 天罰の電気ショックが痛そうな上に長い間感電させられるので嫌すぎますが、ずっと痺れ続けるカークとスポックの絵面はシュールでした
- 船のマニュアルを読んで対応に成功するというのは妙にリアルなところがあります。1万年前に滅んだ種族の言語を簡単に読めてしまうスポックは凄すぎますが(苦笑)
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