宇宙大作戦:S3第3話「小惑星衝突コース接近中」あらすじや感想など
シーズン3 第3話(通算58話)「小惑星衝突コース接近中」”The Paradise Syndrome”のあらすじ
地球にそっくりな自然環境の惑星に上陸したカーク達。そこにはアメリカインディアンによく似た人々が住んでいた。
だがカークは謎の記念碑の中に落ちて気を失ってしまう。
現在この惑星には月ほどの大きさの小惑星が接近していた。エンタープライズは先にそちらの対処をするため、カークを残したまま惑星の軌道を離れる。
一方、記念碑の装置の影響で記憶を失ってしまったカークは、河で溺れたインディアンの子供に救命措置を行い命を救ったことで、神の使いとして村に迎えられる。
その頃エンタープライズは小惑星の阻止に失敗してワープが故障、惑星に戻るのに2ヶ月を要する事態に陥ってしまう。
その間にカークは村長の娘ミラマネと結婚し、ミラマネは妊娠してしまう。
小惑星の接近で惑星には天変地異が起き始めるが、それをどうすることも出来ないカークは偽の神として糾弾される。村民に襲われミラマネ共々重傷を負うが、駆けつけたスポック達に助けられる。
スポックは精神融合でカークの記憶を取り戻し、記念碑に組み込まれていた惑星防衛装置を使って小惑星を退ける。
しかしミラマネは帰らぬ人となってしまうのだった……
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第57話にあたるエピソードです
- 地球そっくりの惑星が舞台になるというよくあるパターンです
- カークが仕事に疲れてタヒチ症候群(南の島症候群とも言う)に陥っているというのが妙にリアルで身につまされます
- この頃のアメリカ人が先住民族に対してどういう見方をしていたのかという世相が反映されたシナリオなのでしょう。ただ日本人の目線では今ひとつその辺りはピンときませんね
- この星にあった記念碑は”保存者”と呼ばれる種族が残したものだと判明します。保存者は滅亡に瀕した種族を別の惑星に運んで救っていたようです
- スポックとマッコイは銀河系にヒューマノイドタイプの異星人が多いのは保存者のせいだと結論づけますが、後のシリーズでは別の理由が出てきますね
- 終わり方がとても悲しいです……
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