新スタートレック:S7第11話「無限のパラレル・ワールド」あらすじや感想など
シーズン7 第11話(通算163話)「無限のパラレル・ワールド」”Parallels”のあらすじ
バトラフ大会で優勝し、意気揚々とエンタープライズへ戻るウォーフ。
艦ではクルー達が誕生日のサプライズパーティで待ち構えており、ウォーフはうんざりする。だが楽しい雰囲気の中、奇妙なめまいがウォーフを襲い初める。
アーガス情報基地の異常を調査にやってきたエンタープライズは、基地の送信システムがカーデシアに細工されていたことを発見する。
一方、ウォーフはめまいを起こすたびに現実が少しずつ変わっていることに気づく。優勝していたはずの大会の結果は、いつの間にか9位に変わっていた。
現実はどんどん変わり続けるが、それに気づいているのはウォーフだけなのだ。
データの分析でウォーフの体だけが異なる時空に存在していることが分かる。
そしていくつかの時空移動の後、ライカーが艦長を務める世界でようやく原因を突き止める。
ウォーフのシャトルが量子の亀裂を通過したことで量子流動という現象が発生していた。そこにジョーディのバイザーが発する亜空間フィールド・パルスが引き金になって、ウォーフは平行世界を移動しているらしい。
ウェスリーのアイデアで量子の亀裂を調べることにするが、ベイジョー艦の攻撃でパラレルワールドの境界が崩壊してしまい、無数の世界のエンタープライズが同じ世界に出現し始める。
ウォーフは再びシャトルで亀裂を通り、逆ワープフィールドで亀裂を塞ぐことに成功する。そしてシャトルはエンタープライズに戻る途中の時間へと戻される。
自分の世界に戻り安心するウォーフだったが、ディアナと夫婦になっている世界を経験したことで、彼女に対する見方はちょっと変化するのだった。
補足情報や感想など
- 吹き替えではバーリトゥード大会の帰りと言っていますが、原語ではバトラフ大会です。カール・ゴッチの件といい、どうも翻訳担当者は格闘技好きなようです(苦笑)
- サプライズパーティのフェイントは視聴者にはバレバレですが、そこがいいのです
- ラクサナが母親になるのは多少どころかかなりのリスクですね(笑)
- いきなり ”ウェスリー・クラッシャー大尉” が保安部長になってるのにはビックリしますね~!
- ベイジョーがカーデシアを打倒して軍事国家化している世界というのも凄いですね。DS9はどうなってるんだろう
- ピカードがボーグ戦で死んでしまった世界のライカーが「懐かしい艦長に会えて良かった」と言うところが凄く印象的でした
- 無数の世界のエンタープライズが画面を埋め尽くしていく様子はこれぞSFという感じでワクワクしますね~
- 結局基地の故障の件は結局解決しないまま終わります(えー)
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