新スタートレック:S4第4話「宇宙孤児ジョノ」あらすじや感想など
シーズン4 第4話(通算78話)「宇宙孤児ジョノ」”Suddenly Human”のあらすじ
救難信号を受けてタレリアの観測船を救助したエンタープライズ。
観測船は訓練生が運航していたようだったが、4名のタレリア人の他に地球人の若者が一人居た。彼はジョノと名乗るが、実は宇宙艦隊のロサ提督の孫ジェレマイアだと判明する。
ジョノの両親はタレリアとの戦争の際に命を落とし、ジョノも死んだと思われていた。祖父母の提督夫妻はジョノの生存を喜び、彼を地球に戻すことを希望する。
だがジョノは長年タレリア人として暮らしてきたため、地球人だという自覚はなかった。
そこにタレリア船クメイア号のエンダー艦長から連絡が入る。エンダー艦長は孤児だったジョノを助け息子として育ててきた義理の父親だった。
タレリアのしきたりに従うなら、ジョノを地球に連れ帰るには彼自身にその決断させるしかなく、ピカードはジョノの心を開かせようと努力する。
その結果ジェレマイアは地球人としての自分を思い出し始めるが、突然ピカードを襲って重傷を負わせてしまう。ジョノはタレリア人としての自分を失うことに耐えられなかったのだ。
エンダー艦長もジョノを取り戻そうという意思は固く、応援を呼び攻撃態勢を整える。
ピカードはジョノの意思を尊重し”父親”エンダーの元に彼を返すことにするのだった。
補足情報や感想など
- 子供が苦手だと常日頃から公言しているピカード艦長が子供の指導に苦心するというお話ですね
- 艦長子供の頃友達少なかったのね……
- ジェレマイアがウォーフと同様の境遇、というのをもっと対比にするのかと思ったのですが、実際にはピカードとエンダーが父親として対比されている感じですね
- エンダー艦長がちゃんと子供思いで立派な人物なのがポイントですね
- ストーリーの展開としては分かるのですが、艦長の寝込みを簡単に襲えるというのはセキュリティ的に問題多すぎでしょう(苦笑)
- 最終的にジョノを返してしまったのはちょっと意外でした。でもエンダー艦長の視点から見ると間違いなくハッピーエンドですし、落とし所としても大変納得がいくように思います
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