【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル:S2第3話「帰郷」あらすじや感想など
シーズン2 第3話(通算15話)「帰郷」”Home”のあらすじ
食堂で行われた恒例の腕相撲でアイザックに敗北したアララは、自分の体が衰えていることに気付く。
ドクターの診断では、回復のためには故郷の高重力下に戻って体を慣らすしかないという。だが元の状態を取り戻すまで、どれだけの時間がかかるのは分からなかった。
アララは久々に故郷のセレア星に戻ることにする。
艦隊をあまり好きではない彼女の両親は、アララをこのまま引き留めようと考えていた。だがアララは回復次第すぐにでもオーヴィルに戻るつもりだった。
その意見の違いは、父親との間の長年の確執を浮かび上がらせてしまう。
オフシーズンの別荘地で穏やかな時を過ごす中、近くに別荘あらしが出没しているらしいとの話を聞き、警備主任としての使命感が燃え始めた。
アララの調査で、別荘管理人のセリスが容疑者として浮上する。彼はアララの両親とは古くからの友人でもあった。
だが、全ては被害を訴えていた隣人のケンビス夫妻による陰謀だった。
実はケンビスの息子はアララの父が発表した研究論文のためにキャリアを失い自殺していたのだ。ケンビスはアララの父に恨みを抱いていた。
ケンビス夫妻はアララの一家を人質に取って父親に拷問を開始する。
だがそこにエドがシャトルでやってきた。通信が通じないことに不審を抱いて確認に来たのだ。
その隙を突いて反撃を開始したアララは、警備主任としての技術を駆使してケンビスを打ち倒す。
その姿を見た父親はアララを誇りに思うと共に、これまで本当のアララの姿を見てこなかったことを悔い、泣き崩れてしまう。
その後ドクター・クレアの考案した高重力治療法により、艦内でもアララの治療が行えることになった。
だがアララは家族との絆を取り戻すため、故郷に残る決意を固めるのだった。
補足情報や感想など
- アララの父親役でロバート・ピカード氏が再出演です
- 隣人のケンビス役の人はドクター・フロックスのジョン・ビリングスリー氏ですね。メイクがなくても笑顔が特徴的なのですぐ分かります。今回はドクター対決です!
- 最後に出てきたシミュレーターによる高重力室って「ドラゴンボール」の宇宙船内での修行みたいですね
- ラストのメインキャラ総出でアララを見送るところは、笑っちゃうほど超ベタなシーンですが、これがいいのです
- ピクルスの瓶詰めが贈り物というのはちょっとわかりにくいです。これはシーズン1でエドが時々アララに「瓶をあけてくれ」と頼んでいたことから来ているそうなのですが、全然印象に残っていません(苦笑)もっと頻繁に瓶開けシーンを繰り返しておくべきでしたね
- というわけでアララさんが退場です。なぜ急に降板になったのかについては明らかにされていません。アララはキャラクターも良い具合に立ってましたし、親しみやすく可愛かったので、降板は実にもったいないですねぇ
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