スタートレック・エンタープライズ:S1第20話「閉ざされたオアシス」あらすじや感想など
シーズン1 第20話「閉ざされたオアシス」”Oasis”のあらすじ
異星人の商人ドゥマールから「幽霊船」の話を聞いて、エンタープライズはとある惑星へとやってきた。そして無人の惑星に墜落した貨物船を発見する。
船に生命反応はなかったが、積み荷の貴重な鉱物がそのまま放置されているのは間違いなかった。
不可解な状況ではあったが、エンタープライズは修理のためにデュラテニウムが必要なため、上陸班が調査に向かう。
だが無人と思われた船内にはカンターレ人の一団が生活していた。彼らは何者かの攻撃でここに不時着し、以来3年間、妨害フィールドで身を潜めて生きてきたのだという。
彼らの母星の位置はかなり遠く、エンタープライズで送るには時間がかかりすぎるため、アーチャーは彼らの船を修理して再び飛べるようにしようと考える。
修理を進める中で、タッカーはリアナという女性と親しくなっていく。
だが彼らの状況には不審な点が多かった。調査を進めると実際には攻撃ではなく事故による墜落で、その時期も22年前だったことが判明する。
アーチャー達は真実を突き止めようとするものの、貨物船の人々は秘密を守るために攻撃してくる。だがリアナから真実を聞いたタッカーがシステムを停止したことで彼らの姿は消えてしまった。
実は生存者はリアナと父親のエズラルだけで、他は全てホログラムだったのだ。
22年前に事故で不時着して以来、娘のためにホログラムのコミュニティを作って暮らしていたのだという。しかし所詮は作り物だった。
本気で娘のことを考えろというタッカーの言葉に心を動かされたエズラルは、この星から旅立つ決意を固める。
アーチャーは船の修理に必要な資材と技術を惜しみなく提供する。タッカーは彼らが必ず故郷に戻れると信じて、彼女に別れを告げるのだった。
補足情報や感想など
- DS9オドー役のルネ・オーベルジョノワ氏がゲスト出演です。今回は日本語吹き替え担当声優も加藤精三さんで合わせて下さってるので分かりやすいですね
- 内容的にはDS9シーズン2第16話「幻影の村」と非常によく似たストーリーです。そちらもオドーがメインで登場することもあって、類似性を強く感じます……というか二番煎じ感が強いです
- ホロドクターに言及するような台詞は明らかにファン向けですね
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