スタートレックDS9:S7第22話「嵐に立つ者たち」あらすじや感想など
シーズン7 第22話(通算172話)「嵐に立つ者たち」”Tacking Into the Wind”のあらすじ
キラが指揮する反乱軍は着実に戦果を挙げていくが、オドーは急激に病気が悪化していた。変身を繰り返すほど病気は悪化するのだ。
オドーはこのことをキラに隠し通す決意だったが、キラは全て分かった上で知らないフリをしていた。
戦況はあまり良い状況ではなかった。
ガウロン宰相の無茶な采配でクリンゴン艦隊は大きな被害を受け、マートク将軍も重傷を負ってしまった。全てはガウロンがマートク将軍を政治的に追い落とそうという私欲から来ているものだった。シスコとウォーフはこの状況を打開するべく、マートク将軍をガウロンの代わりに宰相に就けようと考える。
ガウロン宰相の無茶な作戦に異議を唱えたウォーフはガウロンに決闘を挑み、彼を打ち倒した。ウォーフは新しい宰相となる権利を得たが、その権利をマートク将軍に譲る。
ジュリアンはウイルスの分析を続けていたが、その作業は行き詰まっていた。そこでオブライエンのアイデアをもとに、セクション31をおびき出す作戦を実行することにする。
一方、キラとダマールのチームはブリーンのエネルギー抑制兵器の実物を入手しようとカーデシアの基地に潜入する。実物があれば対抗処置の開発が大幅に短縮されるのだ。
潜入は成功し基地に停泊していたジェム・ハダー艦を強奪することに成功する。だが古い考えを捨てられず、ベイジョー人を嫌う副官ルソットはキラに銃を向ける。そんなルソットをダマールは迷った末に射殺する。それはダマールにとって古いカーデシアとの決別でもあった。
オドーの病気はさらに悪化し、もはや誤魔化すことも出来なくなってしまった。瀕死のオドーをキラは黙って抱きしめる……
補足情報や感想など
- 今回も複数の話が並行して進む忙しい展開ですが、どれもこれも見応えありすぎです
- 創設者おばさんのやり口が、益々悪役らしいあくどさを帯びてきますねぇ。相手を信じようとか許そうとかいう思考が一切ありません。あー憎たらしい(苦笑)
- ダマールの副官ルソットは器の小さい男でしたなぁ
- 家族が殺された件をベイジョー人の虐殺と重ね合わせるあたりからダマールの心理描写にはキレがありましたが、ここから副官であり友人でもあるルソットを射殺する展開へと集約されていく演出には大変見応えがありました。ダマールは完全に化けましたな
- 今回は器の小さい男が立て続けに命を落とすようで、ガウロン宰相も退場です。昔からやってることイマイチでしたからね……
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