スタートレックDS9:S5第14話「敗れざる者・前編」あらすじや感想など
シーズン5 第14話(通算112話)「敗れざる者・前編」”In Purgatory’s Shadow”のあらすじ
ガンマ宇宙域から発せられたカーデシアの暗号をキャッチしたシスコ達。
解読を頼まれたガラックは、ただの惑星調査報告書だと報告するが、その夜こっそりランナバウトを盗んでステーションを出ようとする。しかしこの行動はベシアに読まれていた。
それはガラックとエナブラン・テインの2人しか知らない暗号だった。死んだと思われていたテインは生きていたのだ。
他にも生存者がいる可能性があることから、シスコはガラックとウォーフに生存者探索の任務を命ずる。
しかしワームホール近くの星雲に潜んでいたジェム・ハダー艦隊に捕まってしまい、捕虜収容所に送られる。
収容所には多くの人が捕まっており、マートク将軍の姿もあった。そしてガラックはエナブラン・テインと再会する。彼は病気で死を迎えようとしていた。
さらに驚くべきことに収容所にはドクターベシアの姿があった。一ヶ月前からここに囚われているという。ステーションにいるベシアは可変種の化けた偽物なのだ。
そしてガラックはエナブラン・テインの死を看取る。かつての部下としてではなく、この瞬間だけは息子として……
一方、ジェム・ハダー艦隊をキャッチしたシスコ達は迎撃準備を進めるが、現状では勝ち目は全く無かった。シスコはワームホールの閉鎖を決意する。
だがワームホールの閉鎖は破壊工作により失敗し、無数のジェム・ハダー戦艦が押し寄せてくるのだった……
補足情報や感想など
- 冒頭の「デレク・ガースに捧ぐ」のガース氏というのは、交通事故でお亡くなりになったスタッフの方だそうです
- エナブラン・テインはシーズン3第21話「姿なき連合艦隊(後編)」で行方不明になっていました
- オブライエンの2人目の子供の名前は「キラヨシ」とのこと(吉良吉?)キラ少佐から名前をもらったんでしょうね
- 本物のマートク将軍が実は初登場です。もう2年前から捕まっていたそうです。偽物はやっつけたことを教えてあげようよウォーフ!
- 会議の際シスコが「ボーグとの戦いで宇宙艦隊も手薄だ」と言っています。これは当初「ファーストコンタクト」のことを指す台詞として入れられたそうですが、あとから時系列の設定が変わってしまったため、まだファーストコンタクトの事件は起きていないことになりました。そして台詞の矛盾だけが残っちゃったんですね
- ベシアが囚われていたというのは驚きでしたが、ガラックがエナブラン・テインの息子というのは予想できましたね
- 収容所のベシアの制服が旧タイプなのがポイントです。つまりファーストコンタクトタイプの制服を着ていたここ数話のベシアは偽物だったということです。オドーが能力を取り戻したときのベシアは可変種だったんですよ
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